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ノルウェーの組合、派遣労働者指令に反対して動員

15万人以上の労働者がノルウェーの街頭に繰り出し、派遣労働者に関する新しいEU指令の押しつけに抗議した。この指令は、現行制度では組合と合意しなければならない臨時契約を許可し、労働協約を弱体化させるおそれがある。

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ノルウェー: 1月第3週にノルウェーで全国抗議行動があり、ノルウェーのIMF加盟組織である合同産業労組の組合員を含む15万人の労働者が動員された。この抗議行動は、新しいEU臨時労働者指令に反対して実施され、昨年10月に合同産業労組大会で発表された闘争の一環だった。この大会で同労組は、ノルウェーでEU臨時・派遣労働者指令を実施しないよう政府に強く要請することを決定した。

ノルウェーの組合は、この指令のうち臨時労働者と常用労働者の均等待遇に関する部分を歓迎しながらも、指令が実施されれば、あらゆる種類の臨時契約の利用について使用者に労働組合との合意を義務づけている現行労働協約のいくつかの制限が撤廃されることになる、と懸念している。

組合側は、指令の採択によって、これまで常用雇用が標準だったノルウェーで派遣会社や不安定労働が増えると考えている。



[2012年1月24日 アレックス・イワーノウ]