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英国BMWで派遣労働者と年金に関する新協約

BMWはイギリスのIMF加盟組織ユナイトとの協議を経て、新入社員に現行年金制度を適用しないという計画を中止するとともに、派遣労働者への同一賃金の支払いを回避するために「スウェーデンの特例」を利用しないことに同意した。

イギリス: BMWとユナイトは1月12日、同社の年金制度について有意義な対話に入ることに合意した。

BMWは、派遣労働者規則でレギュレーション10(「スウェーデンの特例」)を利用する計画の中止にも同意した。派遣労働者の継続的利用に関する一般的条件をめぐり、現地の労使間で会合を開く。

この合意は、イギリスのBMWとロールス・ロイス・モーター・カーズの職場委員全員に支持されている。

ロジャー・マディソン全国役員は、この協約について以下のように述べた。「いつものように、私たちは自動車各社と意義のある議論を行う用意がある。ユナイトは、組合員のすべての条件を保護し、派遣労働者が派遣労働者関連法の本来の精神で公正な扱いを受けるよう確保することを、固く決意している」

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BMW circumvents equal pay rule


[2012年1月16日 ライナー・サンティ]