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ヨーロッパの産業・製造業労組が統合へ

欧州鉱山化学エネルギー労連(EMCEF)、欧州金属労連(EMF)および欧州繊維被服皮革労連(ETUF-TCL)は、2012年5月16日にブリュッセルで正式に合併する。

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ヨーロッパ: 欧州鉱山化学エネルギー労連(EMCEF)、欧州金属労連(EMF)および欧州繊維被服皮革労連(ETUF-TCL)に加盟する全国労働組合指導者は、ヨーロッパの労働者800万人を代表して、2012年5月16日にベルギーで実現する3団体の統合によって力を合わせる意向を表明した。
2012年1月31日、創設メンバー3団体の執行機関の第1回合同会合で、政治プログラム、新しい規約、新組織指導部の候補者について合意した。ミカエル・バシリアディス独IGBCE会長が会長に、ウルリッヒ・エッケルマンEMF書記長が書記長に指名された。副会長に指名されたのは、スウェーデンIFメタルのアンデシュ・フェルベ、スイスUNIAのレンツォ・アンブロゼッティ、イタリアCGIL FILCTEMのバレリア・フェディリである。EMCEFのシルバン・ルフェーブル、EMFのバート・サミン、ETUF-TCLの、リュック・トライアングルが書記次長に指名された。

新組織は、団体交渉・社会政策委員会、企業政策委員会、産業政策委員会、社会的対話政策委員会の4つの政策委員会から成り、地域的にも南部、ベネルクス、中部、南東部、東部、イギリス、北欧・バルト海、南西部の8つで構成される。

合同執行委員会は、新組織がダイナミックな経済構造を目指す戦闘部隊となり、産業がヨーロッパ全体で雇用と持続可能な成長の原動力として力強く発展できるよう努力する、と宣言した。

新組織はまだ正式名称を採択しておらず、暫定的な名称は欧州産業労連(EIWF)である。

[2012年2月2日 チェリッセ・フレドリクス]