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ヴァーレが2012年世界最悪企業に選出

2012年世界最悪企業を選ぶオンラインのパブリック・アイ賞に9万人近くが参加、2万5,042票でヴァーレが選ばれ、イギリスのバークレーに審査員賞が贈られた。

全世界: ダボスの世界経済フォーラムに合わせて開かれた記者会見で、2012年世界最悪企業に贈られるパブリック・アイ賞が発表された。今年はブラジルの大手採鉱会社ヴァーレが2万5,042票と最も多くの票を集めた。二等賞は、原子力発電所の安全管理において重大な過失を犯し、2万4,245票を集めた東京電力に贈られた。

国際審査員団は、食物「先物」をめぐる投機で最貧困層を犠牲にして世界の食品価格を高騰させた大手銀行バークレーにグローバル賞を贈った。

ヴァーレがノミネートされた理由は、アマゾンの熱帯雨林の真ん中にベロモンテ・ダムの建設を予定していることだ。その結果、4万人が強制的に立ち退かされる可能性がある。しかし、ヴァーレが社会的に最も無責任な企業行動で非難されている理由は、これだけではない。

多年にわたり、世界中の組合がヴァーレの反組合的な行動と闘ってきた。各国の労働者は、全世界のヴァーレ事業で労働条件を引き下げて労働基本権を否定しようとする同社の試みに抵抗し、不当なロックアウトや解雇に直面した。

ヴァーレの「今すぐ公正な協約」キャンペーンは、全米鉄鋼労組(USW)がここ数年に組織した最も強力な運動の1つとなっており、IMFと国際化学エネルギー鉱山一般労連(ICEM)が共同で支援している。このキャンペーンは2009年に始まって18カ月間続き、その結果、2011年1月末にカナダ・ラブラドルのボイジーズベイとグースベイ、それにオンタリオ州で、鉄鋼労働者3,500人を対象とする協約がようやく締結された。

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[2012年1月31日 アレックス・イワーノウ]