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ゲナディ・フェディニッチREPAM会長がベラルーシ国境で拘束

ベラルーシの税関検査官は2月21日、ゲナディ・フェディニッチを列車から降ろし、関税申告書への記入を求め、徹底的な身体検査を行った。不法なものは何も見つからなかった。

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ベラルーシ: 2月21日午後9時ごろ、グドガイ駅で税関検査官がゲナディ・フェディニッチREPAM会長を列車から降ろした。REPAMはベラルーシのIMF加盟組織である。

フェディニッチはビリニュスでリトアニアの組合の同僚と会談したあと、ミンスクに帰るところだった。拘束したのは当直長のアレクサンダー・ボイノビッチである。フェディニッチと女性の同僚たちは関税申告書への記入を求められ、徹底的な身体検査も受けた。

「極めて不快な話だ」とフェディニッチはPraca-by.infoへのインタビューで述べた。

「私も女性たちも下着だけにされた。もちろん、何も見つからなかった。それにもかかわらず、彼らは謝りもしなかった。日付が変わった深夜1時にようやく解放され、別々の列車でミンスクに帰らされた」

フェディニッチによると、これは特殊部隊が彼を厳重に監視しているということである。

「どうやら、旅行チケットに書かれた名字を調べて行動を監視しているようだ。税関検査官が誰かの指示で動いていたことに疑問の余地はない。あれほど徹底的な検査はめったに行われるものではない」とフェディニッチは語った。

2010年5月には、ベラルーシ・ブレストのREPAM事務所が捜索された。コンピューターと事務機器が押収され、1年以上経ってから非動作状態で返却された。

プラハでのIMF地域会議前日の2011年10月26日、フェディニッチはミンスク空港で拘束され、会議に参加できなかった。翌10月27日、会議の代議員はゲナディ・フェディニッチに対するベラルーシ当局の行動を非難する決議を全会一致で採択した。

[2012年2月24日 イリヤ・マトベーエフ]