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メキシコで労働組合に対する弾圧が悪化

メキシコ連邦警察は、座り込み抗議に参加した労働組合幹部12人を逮捕し、ホンダ労組のホセ・ルイス・ソノリオ書記長も逮捕した。これはメキシコ政府の反労働組合政策の強化を反映している。

メキシコ: ホンダ全国労働組合のホセ・ルイス・ソノリオ・アルカラ書記長は、労働者と使用者との労働協約を求めて闘ったというだけの理由で、3月1日にハリスコ州エルサルトで逮捕された。その数時間前には、工場の外でリーフレットを配っていた労働者が、同社の警備員に侮辱され、暴行された。2010年5月、多数の従業員が不法行為や独断的な措置、労働権侵害に対処しようとSTUHMを設立した。

一方、メキシコ電機労組(SME)の組合員は3月8日に連邦電力委員会の事務所前で座り込み抗議を実施したが、連邦警察の過度の武力行使によって鎮圧された。労働者は、解雇を受け入れていない組合員1万6,599人の復職と、政治犯として拘留されている同僚12人の釈放を要求していた。弾圧の結果、12人の幹部(退職者および現役)が逮捕され、SMEとの連帯を表明したために何人かの一般人も逮捕された。彼らは20時間拘束されたのち釈放された。

電機労働者は連邦警察の行動を非難し、この行動は「私たちを雇用していた企業の独断的な閉鎖によって政府自らが引き起こした社会的紛争に対処するにあたって、カルデロン政権が無能であり、非協力的態度を取っていることを示している」と述べた。

SMEは鉱山労組とともに国家人権委員会に対し、連邦政府による同労組の活動家・幹部に対する弾圧や迫害の強化を防ぐために措置を講じるよう求めている。

IMFは、労働権・労働組合権を擁護する人々に対するすべての弾圧行為を非難している。メキシコ全国鉱山労組のナポレオン・ゴメス・ウルティア書記長は、メキシコの独立労働組合運動との連帯を表明し、「一連の出来事がメキシコ政府の反労働組合政策の強化を反映していることに疑問の余地はない」と述べた(スペイン語の記事を参照)。

[2012年3月13日 アレックス・イワーノウ]