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4月28日――ゲルダウとテナリスの労働者が職場災害犠牲者のために行動

この国際労働者記念日にゲルダウとテナリスのグローバル組合ネットワークは、仕事が原因で死亡したり、負傷したり、病気になったりした労働者を記念し、各社で労働安全衛生を最優先課題の1つに掲げるよう要求する。

全世界: 毎年4月28日の労働安全衛生世界デーに労働者は、職場の死亡事故、負傷および職業病による破壊的な損害にしばし思いをはせる。

2012年の労災死亡者数は1万6,400人に達すると推定され、この人数は1日約45人に相当する。そのほかにも157万人が非致死性の職業病と診断され、正確に推定できないが、何百万という莫大な人数の労働者が職場で負傷するだろう。

ゲルダウとテナリスのグローバル・ネットワークに加わっている組合は、4月28日に両社の全施設で労働者にチラシを配り、労働安全衛生の重要性を訴える。

関連組合は経営陣に、すぐに実施できる手軽な魔法の解決策はないことを思い出させる。労働安全衛生を確保するには、そうではなく懸命に努力し、工場の労働条件を継続的に改善していくために労使双方が協調して取り組まなければならない。

ゲルダウ労働者世界協議会とテナリス労働者世界協議会は両社に対し、協議会に加わっている組合と合同国際安全衛生委員会を設置するよう要求している。

関連リンク:
Multi -Language - Leaflet April 28 a day of mourning (pdf)


[2012年4月19日 アニタ・ガードナー]