IMFニュース・ブリーフス

タイのソムヨットを釈放せよ

2011年4月からタイで投獄されている労働組合員・活動家・ジャーナリストのソムヨット・プルクサカセムスクを釈放させるために、最新のレイバースタート・キャンペーンを支援してほしい。

photo
photo
タイ: タイの労働組合員・活動家・ジャーナリストのソムヨット・プルクサカセムスクは、不敬罪で2011年4月から投獄されている。告発によると、ソムヨットは自身が編集する雑誌『The Voice of Thaksin』に掲載した2本の記事で国王を侮辱したという。元ICEMタイ・コーディネーターのソムヨットはそのような罪を犯しておらず、これについては専門家証人と人権機関も支持している。

ソムヨットの釈放を確保するために過去12カ月にわたって国際キャンペーンが展開されており、今年すでに地域全体でデモが行われ、ソムヨットの息子タイが122時間のハンストを実施した。このキャンペーンは国内外の多くの労働組合や人権機関によって支援されており、その中には国際ジャーナリスト連盟、国際化学エネルギー鉱山一般労連(ICEM)、アーティクル19、タイ国家人権委員会が含まれている。

現在、ソムヨットは聴聞会の最後の週を迎えており、公正な裁判が行われるかどうかが懸念される。ソムヨットは9回にわたって保釈申請を却下され、極めて厳しい状況に置かれている。タイの労働組合は4月30日にバンコクの議会と国連代表部の前でデモを行う。

レイバースタートでオンライン・キャンペーンを支援してほしい:
http://www.labourstart.org/cgi-bin/solidarityforever/show_campaign.cgi?c=1383

詳しくはICEMウェブサイトを参照:
http://www.icem.org/en/78-ICEM-InBrief/4984-Free-Somyot-NOW-Unionists-Urged-to-Send-Letters-Demanding-Thai-Justice-

[2012年4月30日 ICEM]