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コソボの組合会長ハサン・アバジが釈放

セルビア政府当局は労働組合や活動家、人権擁護活動家による大規模な国際的圧力に屈し、コソボ独立金属労働組合のハサン・アバジ会長を釈放した。

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セルビア/コソボ: IMFに加盟するコソボ独立金属労働組合のハサン・アバジ会長が4月20日正午、保釈金2万ユーロで釈放された。同会長は、当初は独房で、その後は約15人の収監者とともに監房で、28日間にわたって投獄されていた。

3月28日、ヨーロッパの労働組合連合3団体EMF、EMCEF、ETUF-TCLの会合に出席するためにクロアチアのザグレブへ向かう途中にセルビア南部で逮捕された同会長は、コソボの自宅に戻った。

同会長の逮捕を受けて、いくつかのハイレベル外交干渉も含めた即座の大規模な抗議行動が世界中で実施され、セルビアにおける法の支配の実施と基本的人権の尊重に関して、国際社会で大いなる懸念をもたらした。

IMFは世界中で組合による連帯の呼びかけを支援するためにレイバースタート・キャンペーンを開始し、その結果、ハサンの釈放を要求する抗議文ほぼ8,000通がセルビア政府当局に送られた。労働団体や人権機関も、EUや大使館などの外交ルートを通してセルビア政府に対する圧力を強めた。

「IMF-ICEM-ITGWFとヨーロッパの姉妹団体は、同会長の釈放を要求するレイバースタート・キャンペーンに参加してくれたすべての個人と組織に大変感謝している。全世界で動員をかけ、恥ずべきハサン拘留に抗議してセルビア政府当局に圧力を加えたことが、同会長を釈放させる決定的な要因になった」とユルキ・ライナIMF書記長は述べた。

ここでIMF-ITGLWF-ICEM書簡を参照。

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Kosovo union president arrested


[2012年4月23日 クリスティン・ピーター]