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組合が国際オリンピック委員会で抗議

労働者はIOCに対し、オリンピックでリオ・ティント製の汚された金メダルを使わないよう要求した。組合はリオ・ティント追放を求めている。

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スイス:  スイスの金属労組UNIA、IMFおよび国際化学エネルギー鉱山一般労連(ICEM)は、2012年5月14日にローザンヌの国際オリンピック委員会(IOC)で行動を起こし、オリンピックのメダルにリオ・ティントの金属を使うことに抗議した。

この行動は、全米鉄鋼労組がカナダで開始したグローバル・キャンペーンの一環だ。カナダでは780人のリオ・ティント労働者が、常用労働者の半分の賃金で新入社員を雇うという会社側の案を認めなかったためにロックアウトされている。

「リオ・ティントは2012年ロンドン五輪のスポンサーで、メダル鋳造用金属の99%を供給しており、非難されるべき労働慣行によってオリンピックの輝きを損なっている」とジャン・クンツUNIAボー州地域書記は述べた。

「ICEMとIMFに加盟する5,000万人の産業労働者が、カナダのケベック州アルマにおけるリオ・ティントの行為は容認できないと声高に主張している」とケマル・オズカンICEM産業・企業問題局長は述べ、「私たちがここに来た目的はIOCに対し、自らの基本原則と価値観に従い、不公正な企業リオ・ティントの後援を受けないよう訴えることだ」と付け加えた。

「国際オリンピック委員会に対し、リオ・ティントが労働者や環境に対する攻撃をやめて、まずカナダのケベック州アルマにおける労働者780人のロックアウトを中止するよう要求し、要求に応じなければ今すぐオリンピックから撤退させることを強く要請する」とユルキ・ライナIMF書記長は述べた。

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IMFとICEMは5月10日、2012年ロンドン五輪組織委員会(LOCOG)にリオ・ティントに対する2回目の苦情を申し立て、ケベック州アルマの施設の1つにおける労働者の扱いを理由に、この大手採鉱会社を2012年ロンドン五輪のオフィシャルサプライヤーから外すよう強く要請した。

IOCは先月、この件について議論するために会合を開きたいというIMFとICEMの要請を拒否し、これはLOCOGの問題にすぎないと主張した。今回の行動を受けて、IOC代表がIMFのライナおよびICEMのケマル・オズカンと会談し、「この行動で提起された問題を考慮に入れる」と述べた。

「リオ・ティント追放」キャンペーンはIOCとLOCOGに対し、オリンピックのオフィシャルサプライヤーが最低限の倫理的事業基準を満たすよう確保する責任を果たすことを求めている。ケベック州アルマの施設におけるリオ・ティントの行動は、その基準に反している。

ローザンヌでの行動のわずか数日前には、オーストラリアの組合がブリズベンのリオ・ティント年次株主総会の会場前で抗議行動を実施した。リオ・ティントが労働者・地域社会と対立する企業であることを暴露するために、世界中の組合が行動を起こしている。

詳しくは下記サイトを参照:
http://www.offthepodium.org/(英語)
http://www.justiceforriotintoworkers.ca/(英語)
http://www.solidaritealma.org/(フランス語)

[2012年5月15日 クリスティン・ピーター]