東南アジア: 青年の力の構築とより多くの青年の機構
2025-05-21
東南アジアの若手組合指導者たちは、戦略的計画と集団行動を通じて青年の力を強化し、より多くの青年機構を構築しようとしている。5月16~19日、カンボジア、インドネシア、日本、マレーシア、フィリピン、ベトナムから22人の若手活動家がマニラに集まり、FESインダストリオール東南アジア・青年リーダーシップ・アカデミーの2年目を開催した。
参加者は、新自由主義経済理論を背景とするグローバル・サプライチェーンのパターン、サプライ・チェーンの変化に組合がどのように対応し、グローバル・ノースの組合とどのように協力するか、労働者の権利を守るために人権デュー・ディリジェンスやその他の救済ツールをどのように活用するか、といった新しいトピックに触れた。製造業部門の青年たちは、スマートフォンと自動車のサプライ・チェーンを分析する演習を行った後、鉱山労働者の熱心な取り組みを高く評価した。
グローバル・ノース/サウス間の生産移転に関するロールプレイを通じて、青年参加者は雇用機会における不利な条件や、連帯と集団行動の重要性を学んだ。
若者の組織化を強化するため、参加者はいくつかの重要な行動に合意した。すなわち、全国組織および工場レベルでの青年委員会の増設、スタディ・サークルの設立、若年労働者の問題に関するソーシャルメディア活動の増加、企業レベルのコミュニケーションのためのWhatsAppグループの立ち上げ、ジェンダーに基づく暴力と組織化に関する研修の継続、全国組織レベルの青年リーダーシップ・キャンプの開催、会議や活動のための他の青年組織との協力である。
FESフィリピン事務所代表のマリー・シュレーターは次のように述べた:
「グローバル・サプライチェーンを知ることは、権力の中心がどこにあるのか、労働者の権利を向上させるにはどうすればよいのか、労働者をより効果的に組織化するにはどうすればよいのかを理解する上で極めて重要である。青年はさまざまなツールや活用法を実践し、組合のコンフォートゾーンを超えて、率直なフィードバックをもとに自分の周りにチームを作るべきだ。」
インダストリオール青年担当役員のサラ・フローレスは言う:
「皆さんは現在、地域全体の若手組合活動家の強力なネットワークを形成している。昨年はネットワークを活性化させ、当ネットワークの仲間に対する組合潰し事件に反対するキャンペーンも行った。これからも活発に活動し、互いに連絡し、交流してほしい。あなたがどこに行きたいのか、あなたのビジョンとユートピアを忘れないでほしい。私たちは共に強力な集団運動を築き上げよう。」
【原文記事URL】
South East Asia: Building youth power and more youth structures | IndustriALL