メンターシッププログラムでアフリカの若い女性に権限を与え、労働組合を変革
2026-01-30

LOノルウェーが支援する2年間のメンターシップ計画により、ガーナ、マラウイ、タンザニアの若い女性労働組合員12人が不可欠な技能を身につけた。この計画の重要な目的は、サハラ以南アフリカ全域で若い女性の適正な雇用へのアクセスを強化すると同時に、より包括的でジェンダーに配慮した労働組合を推進することである。
この取り組みは、インダストリオールグローバルユニオンがLOノルウェーの支援を受けて実施するもので、加盟組合の若い女性指導者の育成を目指している。この女性たちは、ジェンダー平等の促進、ジェンダーに基づく暴力やハラスメント(GBVH)との闘い、組合機構や団体交渉、部門別ネットワーク、国際フォーラムにおける若い女性の参加と認知度、影響力の拡大に向けて、改革を推し進める立場にある。メンティーは、組合のジェンダー優先事項の再構築と労働者代表の強化に不可欠なリーダーシップ、組織化、提言、フェミニズム思想、技術能力に関する重点的な訓練を受ける。
組合活性化、フェミニズム、ジェンダー平等、技能開発の分野から選ばれた7人のメンターが、プログラムにかなりの専門知識を提供し、期間中ずっと継続的な指導を行った。
メンターシッププロジェクトの具体的な目標の1つは、参加者が将来の女性組合指導者として台頭できるようにし、自信をつけさせ、職場・支部・部門・国家レベルで選出ポストに就けるよう支援することである。このプロジェクトは、若い女性を団体交渉チームや組織化活動、提言活動に組み込むことによって組合活動への関与を深め、より広範な若年女性層を動員・教育する研究グループを設立し、部門/地域/インダストリオール・レベルのイニシアティブへの女性の関与を拡大することも目指している。
政策面では、平等方針や対応メカニズム、啓発キャンペーンの策定にあたってメンティーを支援することによって、組合や職場でジェンダー平等とGBVH根絶を推進する。参加者全員が、仕事の世界における暴力とハラスメントの根絶に関するILO第190号条約および第206号勧告に沿って、ジェンダー平等、GBVH防止、主流化の訓練を受ける。メンティーはさらに、各自の組合で女性機構やジェンダー委員会に積極的に貢献することを奨励される。
ガーナ・ゴールドボードの人的資源専門家でガーナ鉱山労組組合員のアグネス・アマ・アガマスが、自身の経験を次のように振り返った。
「このメンターシッププログラムのおかげで、自分をリセットし、より効果的な指導者になることができた。政府高官と対話する自信を培い、貴重な学習と相互学習の機会を提供してくれた」
プーマ・エナジーの会計士でガーナ運輸・石油・化学労組(GTPCWU)組合員のプリシラ・アボアギェがこう付け加えた。
「子どもがまだ生後4カ月のときにプログラムに参加し、男性優位の業界で家庭生活と仕事のバランスを取る方法を学んだ。これはリーダーシップに足を踏み入れる真の機会だった。技能や才能だけでは不十分であり、指導が不可欠だと気付かされた」
インダストリオール・サハラ以南アフリカ地域事務所のポール=フランス・ンデソミン所長が、このプログラムのより広範な重要性を説明した。
「LOノルウェーのメンターシップイニシアティブは単なる能力構築ではなく、アフリカの労働組合でジェンダー変革を推進する強力な触媒の役目を果たしている。包摂性を擁護して断固たるGBVH反対キャンペーンを主導する手段を若い女性労働者に与えることによって、現在の組合を強化するだけでなく、性別に関わらず全労働者が平等と安全、権限拡大を享受する未来の基盤も築く取り組みだ」
【原文記事URL】
Mentorship programme empowers young African women to transform trade unions – industriall-union
