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第208号インダストリオール・ウェブサイトニュース

UAWとフォルクスワーゲンの合意で歴史的な大躍進

2026-02-05

米国南部の労働者の権利にとって重大な瞬間が訪れ、全米自動車労組(UAW)とフォルクスワーゲンが、テネシー州チャタヌーガの同社工場で暫定合意に達した。この合意は、2024年4月に工場の従業員が圧倒的多数でUAW加入を票決してから、2年近く続いた組織化と団体交渉の集大成である。


暫定合意は労働者の承認投票に付される予定で、20%の賃上げ、医療給付の拡充、雇用保障規定の強化、有給休暇の改善などが盛り込まれている。これはフォルクスワーゲン・チャタヌーガ工場初の労働協約である。この工場は2024年の投票まで、世界で最後に残った組合のないフォルクスワーゲン工場だった。

2014年2019年の組織化運動は労働者の支持を得られず、チャタヌーガの歴史的な組織化努力は、米国南部の伝統的に困難な環境に置かれた労働運動にとって、それ自体が大躍進だった。2024年の組合の勝利は、長年にわたって必要な中立性を示さなかった経営陣との複雑で長い闘いの末に達成された。

アトレ・ホイエ・インダストリオール・グローバルユニオン書記長は言う。

「組織労働者を体系的に弱体化させようとする環境下で、粘り強く正しいことを求めて闘い、労働者の権利を支持してきたUAWに畏敬の念を抱いている」

「この勝利はフォルクスワーゲン労働者の勝利であるのみならず、全米の何百万もの労働者の希望でもあり、粘り強さと連帯が職場で労働者の権利と公正を大幅に改善する道を開くことを証明している」

UAWにとって、この暫定協約はフォルクスワーゲン従業員の実質的な利益であると同時に、デトロイトのビッグスリー自動車メーカーを超えて組合の影響力を広げようとする努力における象徴的な出来事でもある。南部の自動車産業は長年、組織労働者にとって敵地だったので、チャタヌーガでの成功は、この地域と米国製造部門全体で運動を推進する触媒となる可能性がある。

チャタヌーガ工場の労働者3200人は、今後数週間で暫定合意の条件を検討したのち、正式な承認投票を行う。

【原文記事URL】
UAW-Volkswagen deal marks historic breakthrough – industriall-union

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