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連合宮崎金属部門連絡会結成総会(2010年9月16日)

新役員、活動方針など決定
全国で46番目区切りの金属部門結成なる

連合宮崎金属部門連絡会結成総会は、2010年9月16日に宮崎市内のホテルメリージュで開催、構成3組織代表31名、来賓として横山連合宮崎会長、若松金属労協事務局長、3産別本部から、久光自動車総連事務局次長、内田電機連合組織部長、東條基幹労連事務局次長、田井金属労協九州ブロック代表、尾川同事務局長らが出席した。

冒頭、司会の若杉氏(電機連合)が開会の辞を述べ、「経済回復も半ばで、円高でものづくり産業も大変厳しいこのような状況だからこそ、労働組合の横横の連携が重要」と金属部門結成の意義を語った後、江並結成準備委員長から「多くの先輩・現役役員皆さん方の努力に支えられ、難産の結果、ようやく今日、全国最後となる宮崎金属部門連絡会の結成総会を迎えられたことに感慨を覚える。本日参加の皆様には、是非前向きにご審議いただき、新たな出発の日としたい」と挨拶した。

IMF-JC
若松事務局長

結成準備委員会
清野政彦事務局長

来賓挨拶にうつり、まず横山連合宮崎会長が挨拶に立ち、「厳しい経済状況の中で労働組合の役割が問われている。連合宮崎は1990年3月18日に、働く労働者の力を一つにして結成、本年結成20周年を経過、20年間の運動の総括をして、県民の皆さんから信頼される労働運動をめざし更に前進していきたい。金属部門として一致して結集する意義は高い。これからも希望と安心の社会づくりをめざして、未組織労働者、非正規労働者との連帯を構築していきたい。宮崎県は40万名の労働者のうち、組織率は13.6%で6万人を切っている。そのうち連合宮崎は4万名を組織している。金属部門の皆さんとの連携しながら今後も連合宮崎の運動を進めていきたい」と述べた。

つづいて、若松金属労協事務局長が挨拶に立ち、「今回の連合宮崎金属部門連絡会の結成は、最後の46番目という区切りの結成総会となる。その意味で、結成に至るまで努力いただいた現役役員、役員OBの方々のご努力、ご尽力に心から敬意を表したい。金属部門の情報交換の場として、無理なく、実のある活動を息長く続けて連合宮崎の活動を推進していってほしい」と激励した。

この後、連合秋田金属部門連絡会など多数の祝電が紹介された。

稲田事務局長

続いて、結成準備委員会事務局の清野政彦事務局長から結成に至る経過報告を行われた後、議案審議に入り、構成組織、運営要綱、役員選出が原案通り、満場一致で採択された。

新役員を代表して江並洋代表幹事が挨拶に立ち、「中国や韓国の台頭の中で、ものづくり日本の再構築が迫られている、この時期に、46番目というトリの宮崎金属部門連絡会の結成の意義を噛み締めて、新生宮崎の再構築のために、金属の各産別がしっかりと団結・連携して前進していきたい」と決意を述べた。

続いて、産業構造の激変に伴う金属部門に関わる諸課題に対応していくため、①幹事会および加盟単組代表者会議の開催、②総合労働条件改善闘争に関する情報交換、③産業別最低賃金の取り組み、産別間交流などを中心とする2010年度活動方針を稲田事務局長が提案し、原案通り満場一致で採択した。最後に、黒木義美幹事(基幹労連)の音頭でガンバロー三唱を全員で行い、結成総会を終えた。

総会終了後のレセプション

総会終了後のレセプションでは、稲田事務局長の司会で、江並代表幹事の挨拶の後、田井金属労協九州ブロック代表の乾杯の音頭で結成を祝い合った。歓談の後、産別本部来賓も含めて、産別ごとに自己紹介を行い、交流を深めた。

【役員】▲代表幹事=江並 洋(自動車総連・トヨタグループ宮崎労組)▲副代表幹事=脇元潤一(電機連合・パナソニックコミュニケーションズ労組宮崎支部)▲事務局長=稲田健司(自動車総連・ホンダロック労組)▲幹事=浜砂道広(自動車総連・宮崎ダイハツ労組)、児玉和則(電機連合・日立プラズマディスプレイ労組)、黒木義美(基幹労連・日向精錬所労組)、蛯原 厚(連合宮崎)