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2016年度JCM女性参画研修会(2016年7月23日)

金属労協(JCM)2016年度女性参画研修会ひらく

~国内外の女性参画の取り組みへの理解深める~

 

2016年度女性参画研修会

2016年度女性参画研修会

 JCM(金属労協)は、2016年7月23日(土)午後、東京・電機連合会館会議室で、2016年度女性参画研修会を、JCM常幹、加盟産別・企業連の女性参画担当者70名の参加を得て開催した。従来はJCMとして、2010年から年1回、産別・企業連・単組の女性リーダーを対象に女性活躍推進の先進的事例報告を受けた上で、女性の課題解決に向けたグループワークを中心に開催してきた。今回は、対象を産別・企業連・単組の女性参画推進担当者(男女)に広げて、国内外の女性参画推進の取り組みについて座学を中心に研修した。

 冒頭、金属労協を代表して相原康伸議長が挨拶に立ち、①国内外にわたっての女性参画の大きな流れ、②金属労協の「女性連絡会議」を軸とした女性参画推進の実績、③グローバル組織の窓口である金属労協の役割、などについて、述べた。

 続いて、講演1として、インダストリオール・アジア太平洋地域女性委員会議長である郷野晶子UAゼンセン国際局長から「インダストリオール及び国際労働運動における女性参画の動向」について講演を受けた。同氏は、直前に訪問したオーストラリアの女性参画の事例を報告した。また、10月のインダストリオール世界大会に向けて規約改訂が議論されている女性参画率40%についても言及し、「世界の潮流は40%、50%であり、国際組織が40%の目標を掲げることは正しいことだが、その理想をどう実現するかがわれわれの課題である」と述べた。

 次に、講演2として、厚生労働省前雇用均等・児童家庭雇用均等政策課長の小林洋子氏から、「国内の女性参画の動向-女性活躍推進の加速化について」と題して、①超少子高齢化が進む日本においては、「女性の活躍推進」は、今や政府の最大の課題である、②日本においては、就業を希望していながら働けない女性は301万人に及ぶ。また、女性の雇用形態は、パート・アルバイトなどの非正規労働が多い。③女性活躍の壁として、「採用」、「育成」、「継続就業」、「登用」などがある。仕事と家庭の両立をめぐる現状をみると、長時間労働やマタハラなどが原因で退職している、④女性活躍推進法のアピール・ポイントなどについて、言及した。

 次に、パネルディスカッションとして、袈裟丸暢子女性連絡会議委員(基幹労連)のモデレータの元、金属労協加盟産別書記長・事務局長をパネリストに、「『ものづくり』の職場での女性参画推進に向け産別・企業連が果たす役割」をテーマに討論を行った。パネルディスカッションでは、パネリストから各産別の女性参画の実態や、各産別が取り組んでいる女性参画のアクションプラン、推進計画などについて説明を受けた。最後に、女性参画推進に向けての決意・意気込みについて聞いた。

 最後に、セミナーのまとめとして、金属労協の浅沼事務局長が、「女性がいきいきと働き続けるための取り組みは、社会がいきいきできるようにすることにつながる。制度づくり、人づくり、労働時間、ワーク・ライフ・バランスなど、総掛かりで取り組まなければならない。着実に前に進んでいるが、ゴールはまだ先にある」「男女は1:1であり、半分の意見をきちんと聞くというのは、ノーマルな、正しい決断かもしれないが、職場をみると状況が異なる。職場の比率で選ぶのが正しいのか、それに止まっていることで良いのか、考えなければならない。女性が働ける職場をつくれば、全体の向上に近づいていく。そういうプロセスにわれわれはいる。着実にねばり強く、ピッチを上げて、しっかり取り組んでほしい」等とな労使関係の構築に努めていきたい」等とコメントして、閉会した。2016年度女性参画研修会報告(詳細)決定20160723

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