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第51回労働リーダーシップコースが閉校

第51回労働リーダーシップコースを開催、11月2日に閉校
~34名が修了、第1回からの通算の修了生は1,769名に~

 「時代の求める労働組合の役割」を総合テーマに同志社大学・関西セミナーハウス活動センター協力のもと開催した。4本の柱にもとづく全人格的な教育をめざし、労働法や労使関係論など実践的な講義から、国内外の労働運動などの歴史的背景を学ぶ講義、職場の人間関係について考えるメンタルヘルスに関する講義など幅広いカリキュラムに加え、坐禅やお茶室体験など日本固有のカルチャーに触れるプログラムも実施した。特別講演「経営と人間」では、株式会社ダイセル取締役会長札場 操氏から、労働組合役員の経験から学んだこと、「人が変ることで組織も変っていく。より新しいものができていく」という視点での人財を育てる意味などについて講演を受けた。労働組合・職場の課題を指導教授や受講生同士で討議を重ねながら解決案を探求するゼミナールについては5つのテーマに分かれ4回にわたり討議を重ね、最後にゼミナール毎にパワーポイントを使って発表を行い、成果を共有しあった。また、金属労協議長・副議長と受講生が5つのテーマに分かれて行う特別討論会「金属労協三役と語ろう」や、過去未参加の組合向けに講義の傍聴、コース期間中の受講生の生活や関西セミナーハウスの食事などが体験できる「オープンカレッジ」を実施した。第51回コースは女性5名を含む34名が受講し、旧西日本コース(現在の労働リーダーシップコース)の修了生は、通算で1,769名となった。旧東日本コース(第1~40回)の939名と合わせて、労働リーダーシップコースの修了生は2,708名となった。

開校式で受講生宣誓を読み上げる受講生代表

◆開校式
 2019年10月17日(木)10時から開校式を行った。篠笛(森田玲・玲月流初代)の奏楽で始まり、式辞として香川孝三校長(神戸大学名誉教授)、松岡敬名誉校長(同志社大学学長)が、コースの意義を述べるとともに、受講生を激励した。また主催者代表挨拶として髙倉金属労協事務局長が挨拶に立ち、「労働組合の存在意義が問われている今、現実を踏まえたうえで我々の目指すべき目標に向かっていかに運動を展開していくのか、是非コース期間中に考えていただきたい」と述べた。その後、来賓として厚生労働省の山田政策立案総括審議官が挨拶に立ち自らの経験をもとに、「相手に対するリスペクトを忘れずに、切磋琢磨していただきたい。せっかくの合宿研修という場なので、明るく楽しく議論をぶつけ合っていただきたい」と激励された。次に第35回コースの修了生である山本一志関西ブロック代表が、続いて、石田光男副校長が挨拶に立ち受講生を激励した。最後に受講生を代表してダイキン工業労働組合東京支部書記長の佐伯紗綾香さんが受講生宣誓を行い、開校式を終了した。

 

◆講義(4つの柱に基づく全人格的教育)
 縦:「自分の立つ歴史的背景を学ぶ」、点:「自分の立っている場について学ぶ」、横:「自分の住む世界の拡がりについて学ぶ」、深:「自。分の生きる基礎について学ぶ」、の4つの柱に基づく計12講義を受講した。

◆特別プログラム
 金属労協議長・副議長と受講生が5つのテーマに分かれて討論を行う特別討論会「金属労協三役と語ろう」や、企業経営者の方からご自身の経験を通じた経営論や人生感など語っていただく特別講演「経営と人間」、京都ならではのプログラムお茶室体験、講義の合間には受講生全員で鞍馬山散策するなど、講義以外の特別プログラムも実施した。

朝から雨。室内でラジオ体操を行った。

早朝の坐禅後。まだ眠そう・・・。

「労働法」の講義

特別討論会「三役と語ろう」

お茶室体験。自分でお茶を点てました。

ゼミナール

◆ゼミナール
5つのテーマに分かれて計4回にわたって議論を重ね、最後に発表を行った。各ゼミナールのテーマは以下のとおり。
香川ゼミ 『労働組合と国際』~21世紀国際社会における労働組合の役割
石田ゼミ 『労働組合と職場』~職場からの新たな雇用関係の構築
中田ゼミ 『労働組合と社会』~仕事と処遇 納得性のある給与の決め方と水準
上田ゼミ 『労働組合と企業』~企業社会の変貌と労働組合機能
寺井ゼミ 『労働組合と働き方』~ワーク・ライフ・バランスと労働組合の役割

◆実行委員会
 各ゼミナールから班長、副班長を各1名互選し、計10名で実行委員会を編成する。実行委員会の中から1名級長を互選する。コースは受講生の主体的な運営を基本とし、実行委員会がその中心となる。第51回コースの実行委員は下記のとおり。
級長:藤原直大(神戸製鋼所労組神戸支部、石田ゼミ班長)
副級長:杉原明日美(基幹労連、香川ゼミ班長)辺見吉譜(JFEスチール京浜労組、中田ゼミ班長)、福本和之(神戸製鋼所労組加古川支部、上田ゼミ班長)、森木田真一(パナソニックアプライアンス労組エアコン・コールドチェーン支部、寺井ゼミ班長)
委員:信髙剛志(パナソニックホームズ労組、香川ゼミ副班長)、長田征士(パナソニックアプライアンス労組ホームアプライアンス支部、石田ゼミ副班長)、齋藤直哉(SUBARU労組、中田ゼミ副班長)、大西迪啓(シャープ労組東日本支部、上田ゼミ副班長)、高橋顕人(全労済労組関西支部大阪分会、寺井ゼミ副班長)

閉校式で答辞を読み上げる藤原級長

◆閉校式
 コース期間中、雨の日が続いたが、この日は朝から晴れ。受講生は天候と同様、晴れ晴れとした笑顔で開校式の日を迎えた。
 2019年11月2日(土)朝から出発(たびだち)の集いを行い、受講生がコースを通して学んで感じたことを一人ひとりが述べ合った。その後、閉校式を行った。式辞として香川孝三校長(神戸大学名誉教授)が「この研修で得た一番の宝物は仲間との絆ではないか。合宿研修でより深まった関係を今後も継続していただきたい。」と激励し、34名全員に修了証書を授与した。主催者代表挨拶として浅沼弘一金属労協事務局長から「今日がスタートである。この経験を職場に持ち帰って、この語の仕事に活かしていただきたい。」と述べた。その後、ゼミナール担当講師の石田副校長(同志社大学教授)、中田運営委員(同志社大学大学院教授)、上田運営委員(同志社大学教授)、寺井運営委員(同志社大学准教授)が挨拶に立ち、修了生を激励した。受講生代表としての答辞では、第51回級長の神戸製鋼所労働組合神戸支部・藤原直大執行委員が14日間の思い出を語るとともに、「それぞれの立場で自分が何をすべきかを考え、組合員と家族の幸せの実現のために行動に移していきます。」と今後の決意を表明、「卒業の歌」を全員で合唱し、閉校式を終えた。
 

 

 

 

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