新着情報(定期協議)

第12回日独金属労組定期協議(2012年2月1~2日)

2012年02月02日

エネルギー政策、新GUFなどをテーマに活発な議論

IMF-JCは2012年2月1-2日に東京で第12回日独金属労組定期協議を開催した。ドイツ金属産業労組(IGメタル)からはベルトホルト・フーバー会長はじめ5名の幹部が、IMF-JCから会議初日は西原議長、副議長、事務局長、事務局次長の計9名が、2日目は自動車総連役員を中心に対応した。

会議初日は「両国の政治・経済・労働情勢」「エネルギー政策」「新GUF結成」の3議題について忌憚のない意見を交わし、議論を深めた。また 会議2日目は「労働市場の空洞化、国内雇用の維持」をテーマに、自動車産業に関する両国の現状、政策・課題について活発な意見交換を行った。

また、IGメタル代表団は1月30日に大学生やNGOの学生15名と、日本の若者が就職活動に際して抱える問題、将来の希望、また原発問題について意見交換を行った。

今回の来日にあたり、IGメタルから東日本大震災に際し多額の義援金が寄せられ、被災された方々の支援にあてられたこともあり、代表団は1月31日に仙台で連合宮城金属部門、基幹労連傘下のJFE条鋼仙台製造所を訪問し、組合幹部らと懇談を行い、震災後の現状・今後の課題について説明を受けた。