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第43号インダストリオール・ウェブサイトニュース(2015年10月後半)

バングラデシュの船舶解撤場でまた労働者が死亡

2015-10-26

 

チッタゴンの船舶解撤現場の大事故で負傷した労働者

チッタゴンの船舶解撤現場の大事故で負傷した労働者

 10月20日にチッタゴンの船舶解撤場でまた大事故が発生し、今回は3人の労働者が死亡した。インダストリオール・グローバルユニオンは、労働者にとって世界で最も危険なこの産業を浄化するために運動している。

 今回の事故現場は、バングラデシュ有数の船舶解撤企業S・R・コーポレーションである。同社の労働者が船舶解体プロセスでガスボンベを切断していたとき、ボンベが爆発した。負傷した労働者は近くの病院に運ばれて治療を受けたが、全員が大火傷を負っていたため、助からなかった。亡くなった労働者の名前は、ラセル、カイラル、アミナルである。3人ともガス切断工として雇用されていた。

 松崎寛インダストリオール造船・船舶解撤部門担当部長はこう述べた。「労災死亡はすべて回避可能だ。そして、船舶解撤労働者が職場で亡くなるたびに、私たちは香港条約の批准を求めて運動しようという決意を新たにする。その決意の実現に成功すれば、世界で最も危険な仕事に従事する労働者の生活が変わるだろう」

 2つの主要なインダストリオール加盟組織であるBMF(バングラデシュ金属労働者連盟)とBML(バングラデシュ金属労働者同盟)は、亡くなった労働者の遺族が相当額の補償金を得られるよう確保するために、使用者と地方当局に問題を提起した。

 先月9月5日にも、チッタゴンのシタル船舶解撤場でガスボンベが爆発し、4人の労働者が亡くなったばかりである。そのような死亡事故の原因は、適切な手続きの欠如の常態化、インフラの不備、不十分な訓練、安全基準の不遵守である。

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