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第63号インダストリオール・ウェブサイトニュース(2017年1月31日)

バングラデシュ:逮捕した被服労組指導者を即刻釈放せよ

2017-01-19

 

バングラデシュの被服(衣料)労働者

バングラデシュの被服(衣料)労働者

インダストリオールはUNIと共にバングラデシュ政府に対し、ここ数週間に逮捕した被服労組指導者を即刻無条件に釈放するよう求めるオンラインキャンペーンを開始した。

  バングラデシュでは労働者の権利や民主主義が憂慮するほど後退し、少なくとも11名の労働組合指導者や労働活動家が逮捕されている。それと同時に、治安部隊が労働組合指導者やボランティアの家宅を急襲したため、多くの人は危険を感じ隠れている。

 首都ダッカにおける被服生産の中心地であるアシュリアにある組合事務所は、侵入され、強制的に閉められ、組合員に関する種類は焼かれ、家具は取り除かれた。

 12月に被服労働者が賃上げを要求して以来、1600名以上が解雇され、警察は600名の労働者及び組合指導者を提訴した。

 インダストリオールとUNIはLabourStartと共に、オンラインキャンペーンを行い、バングラデシュの政府に対し、拘禁されているすべての組合指導者及び活動家を釈放し、被服労働者への抑圧を止めるよう要求している。

 弾圧を行いながらも、バングラデシュのハシナ首相は今週ダボスにおいて世界のエリートの仲間に加わり、ビジネス界の指導者や国際コミュニティに対し、被服産業(RMG)においては協調的な労使関係になっていると語っている。また、同首相は、バングラデシュは「RMGにおいて、コンプライアンスを厳しく遵守している」と語った。

 バングラデシュの輸出の83%を占めている被服産業は同国の経済にとって大変重要で、世界第2の繊維及びアパレルの生産国となっており、450万名の労働者を雇用し、うち80%が女性である。

 インダストリオールとUNIは、2013年ラナプラザの崩壊で被服工場の労働者1,100名以上が死亡して以来、被服労働者の権利と安全のために先頭に立ってきた。両組織はバングラデシュ協定の立役者であり、200以上のブランドが法的拘束力を持つ同協定に署名している。これに基づき、1,600工場の火災や安全の危険性について検査が行われた。1,600工場において検出された安全面の問題のうち、74%が報告されるかあるいは是正が確認されている。

 

 

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