広報ニュース

第73号インダストリオール・ウェブサイトニュース(2017年11月30日)

インドの組合、不安定雇用との闘いと組合の力の強化を決議

2017-11-29

インドにおける不安定雇用との闘いなど諸課題について討議した、インドのインダストリオール加盟組織代表者たち
(インド・ニューデリー)

 インドのインダストリオール加盟組織は11月26~27日にデリーで会合を開き、今年の組織化・組合構築活動を評価するとともに、不安定雇用との闘いと組合の力を強化する旨決定した。

 インダストリオール・インド協議会は11月26日に集まり、翌日にもインドの加盟組織による団結会合を開催、インドの労働組合運動が直面する課題とインドの加盟組織による進行中のイニシアティブをめぐって自由な討論を行った。

 ジェニー・ホルドクロフト・インダストリオール書記次長は次のように述べた。
 「インダストリオールは今後、製造業部門全体のサプライチェーンで労働者を支援する取り組みの強化を目指す。インダストリオールは、グローバル枠組み協定、ストップ不安定雇用の闘い、生活賃金を求める闘い、持続可能な産業政策/インダストリー4.0/公正な移行に関する能力強化を通して、加盟組織に戦略支援を提供していく」
 「女性の参画と権利の強化、女性に対する暴力をなくすためのキャンペーンが、今後インダストリオール活動の不可欠な部分になる」

 G・サンジーバ・レディーINTUC会長兼インダストリオール執行委員がこう述べた。
 「インドの労働組合運動は、インド政府の親企業・反労働者的な政策による途方もない攻撃にさらされている。この不当な政策と闘うために、私たちは労働者の全国的な動員を開始した。国際労働組合運動がインドの何百万人もの労働者に具体的な連帯を表明することが何よりも重要だ」

 R・クチェランWPTUC会長がこう語った。
 「インドは多くの課題に直面している。例えば、民主主義的な規範や世俗的な価値観の浸食、組合権に対する前代未聞の攻撃、不安定雇用と失業の急増などだ。このような課題を踏まえて、労働組合運動は政府の反労働者政策に抵抗するために団結を構築しなければならない。製造業部門の垣根を越えて組合の力を強化するために、戦略的に取り組む必要がある」

 この会合では、インダストリオール関連部門(鉄鋼、船舶解撤、繊維、衣料、皮革、製靴など)の組合組織化、インドの不安定雇用との闘い、女性参画の強化、暴力の根絶における業績と障害、進むべき道をめぐって討議した。

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