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第78号インダストリオール・ウェブサイトニュース(2018年5月10日)

ルーラを釈放せよ!

2018-04-27

 グローバル・ユニオンと50カ国以上の組合指導者が今日ジュネーブに集まり、ルーラ元ブラジル大統領との連帯を表明、ルーラを直ちに釈放すること、今度の選挙に立候補できるようにすることを要求した。

 イェルク・ホフマン・インダストリオール会長は、インダストリオール執行委員会の出席者とグローバル・ユニオンからの参加者およそ150人を前に演説し、ルーラとの連帯を表明して支持することの重要性を強調した。
「ルーラには事件の公平な再審を受ける権利がある。ブラジル政府に対し、直ちに国際法を遵守するとともに、基本的権利を保護するよう要求する」
ホフマンは続けた。「そして非常に重要なことには、ルーラが次の大統領選に立候補することを許可しなければならない」

 ブラジルでは民主主義に対する攻撃がエスカレートしており、2014年の大統領選の組織的妨害から、2016年のジルマ・ルセフ大統領に対する議会クーデターまで、さまざまな事件が起こっている。社会計画と労働者の基本的権利が攻撃されている。ルーラの政治は数百万人のブラジル人の生活改善に役立っており、彼はブラジルで断然人気のある政治家である。この独断的な逮捕は、ブラジル国民が自分たちの望む者を大統領に選ぶ権利を否定することによって、民主主義をむしばむ。
「ルーラは労働権の擁護者であり、他の国々に刺激を与える存在だ」とヴァルター・サンチェス・インダストリオール書記長は述べた。
「ルーラに対するこの攻撃は、自らの権利を求めて闘う労働者全員に対する攻撃であり、民主主義に対する攻撃であり、ブラジル憲法に対する攻撃だ」

 デモ行進のあと、インダストリオールはグローバル・ユニオンのITUC、UNIグローバルユニオン、PSIおよびIUFとともに、国連ブラジル政府代表部に書簡を手渡し、ブラジル政府に以下のとおり要求した。

  • ブラジル憲法に従って、上訴手続きが完了するまでルーラを即時釈放すること。
  • テメル政権と関係のない裁判官によるルーラ事件の公平な再審を行うこと。
  • ルーラが今年の大統領選に立候補できるようにすること。

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