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第139号インダストリオール・ウェブサイトニュース(2021年11月30日)

エレクトロラックス労働者、チリとメキシコで合意

2021-11-04

【JCM記事要約】

  • スウェーデン系多国籍企業エレクトロラックス社において、チリでは不十分な退職ボーナスと追加の組合拠出金に関する事件や、メキシコでは希望退職の受け入れを拒否され労働者が解雇された事件などが発生していたが、インダストリオール及びスウェーデンの組合と同社の対話により、両事件が共に和解に達することができた。
  • インダストリオール・松崎書記次長は、今後もウェーデンの組合および同社との対話を続け、グローバル枠組み協定を通して対話と労働条件を改善する方法を探す、とした。

 

2021年11月4日:チリとメキシコのエレクトロラックス労働者は、パンデミック下で不法に解雇された従業員を支援する熱心なキャンペーンを経て合意に達した。これはインダストリオールおよびスウェーデンの組合と同社との対話のおかげである。
                                                      

チリでは、スウェーデン系多国籍エレクトロラックスが所有するカンパニア・テクノ・インダストリアル(CTI)の第1組合と第2組合の労働者が、団体交渉権を求める長い闘いに終止符を打った。

サンティアゴ雇用裁判所は6月14日の判決で、ただ交渉の場を維持し、退職ボーナスと追加の組合拠出金を支払うという会社側の最初の提案を全員一致で却下した。この判決で裁判所は、エレクトロラックスが7カ月もかけてそのような不十分な提案しか示さなかったことに失望を表明し、同社が当初の団体交渉期限を守らなかったため、この案も却下した。

労使がまだ対立しているにもかかわらず、手続きが長引き、法廷闘争の費用がかさんでいたため、労働者はエレクトロラックスとの合意を決定した。

10月26日にはメキシコで、希望退職の受け入れを拒否して解雇され、訴訟を起こしていた労働者6人と和解に達した。この和解は、スウェーデンとアメリカのエレクトロラックス経営陣、インダストリオール、従業員代表委員会を代表するスウェーデンの組合ユニオネンが、18カ月にわたって何度も折衝を重ねた結果だった。労働者たちは、2020年4月にシウダードファレスのエレクトロラックス工場で、何の補償もなしに不当解雇されていた。

しかしエレクトロラックスは、労働者に不当解雇の十分な補償を提供せず、解雇日以降に支払うべき賃金の支払いにも同意しなかった。要求のすべてを勝ち取ったわけではなかったが、労働者たちは、最終的にこの事態を終わらせ、裁判にさらに1年を費やすことを避けるために、協約に署名した。6人の労働者は10月29日に補償金の小切手を受領した。

「両方の事件で和解に達したことに満足している。スウェーデンの組合およびエレクトロラックスとの対話を続け、グローバル枠組み協定を通して対話と労働条件を改善する方法を探す」と松崎寛インダストリオール書記次長は述べた。

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