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労働者がコロンビアの鉄鋼業を擁護

2013-03-21

 アセリアス・パス・デル・リオ、ゲルダウ・ディアコ、シデナルに雇用される約500人の労働者がデモを行い、コロンビアの鉄鋼業と雇用を保護する政府施策を要求した。

 労働者は311日にボヤカで橋を閉鎖し、政府に鉄鋼輸入の抑制と鉄鋼部門にとって有害な自由貿易協定の締結中止を要求した。抗議しているのは労働者だけではない。鉄鋼会社も外国企業との不公正競争をなくすよう求めている。

 コロンビアの使用者団体(ANDI)の金属部会によると、密輸によってコロンビアの鉄鋼生産が20%減少している。ANDIは、不法に流入する鉄鋼の質が悪く、耐震基準に従っていないことも警告した。

 誰もが政府に対し、国の産業を保護するために自由貿易協定の緊急輸入制限条項を発動し、メキシコからの鉄鋼輸入に対する関税(現在0%)を引き上げ、世界有数の鉄鋼生産国である韓国およびトルコとの自由貿易協定から鉄鋼を除外するよう求めている。組合と製鉄会社の代表は315日の会合で、アンヘリノ・ガルソン共和国副大統領に上記の要求を突きつけた。

 インダストリオール加盟組織ULTRAMMICOLの傘下組合であるSINTRAMETALのマウリシオ・カストロ会長によると、この会合で議論したのは「コロンビア鉄鋼部門の問題、トルコ、トリニダード・トバゴ、中国といった国々との新しい関税制度の必要性、メキシコとの自由貿易協定改定の必要性だった。メキシコからの輸入は、鉄鋼輸入量と関税免除が原因で混乱を引き起こしている。もっと深刻なのは、コロンビア産の鉄鋼より安いことだ」

 統計によると、コロンビアでは鉄鋼消費量の58%が輸入されている。輸入は19月に46%増加し、国内鉄鋼生産は201210月までの1年間に24%減少した。この状況は2,500人以上の鉄鋼労働者に大きな影響を及ぼし、失業と貧困の増加を招いている。

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