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第169号インダストリオール・ウェブサイトニュース

リバティー・スチールで集団デモ、危機下の緊急支援を要請

2024-02-22

2024年2月22日:インダストリオール・ヨーロッパ労働組合とインダストリオール・グローバルユニオンは連帯と決意を示して、2月22日にチェコ共和国のリバティー・スチール・オストラバ工場で鉄鋼労働者とともに行進した。この大集会はインダストリオール加盟組織OS KOVOが組織した行動で、単なる抗議ではなく、リバティー・スチールの悲惨な状況に象徴される欧州鉄鋼業で進行中の危機に対する力強い声明だった。


群衆の前で演説するOS KOVOのRoman Ďurčo会長

「数千人の労働者を何週にもわたって不安定な状態で放置するのは不名誉なことだ。これはあまりにも長い間続いており、明るい進展がまったくない。この状況を解決するために支援が必要だ。数万人に影響が及んでおり、政治家はこのような深刻な社会問題に無関心であってはならない!」とRoman Ďurčoチェコ共和国金属労連(OS KOVO)会長は述べた。

リバティー・スチールの危機は、鉄鋼部門が直面している大陸全体に及ぶ大規模な緊急事態を象徴している。数週間にわたって生産が停止し、再開への明確な道筋が見えない中で、オストラバ工場の労働者6000人の将来はどちらに転ぶか分からない。この不確実性はより広い地域に及び、3万人の間接雇用とリバティー・スチールの事業に依存している中小企業900社の生計を脅かしている。

去る2023年12月にリバティー・スチール・オストラバのエネルギー供給事業者Tamehが債務超過に陥ったことで状況が悪化し、下請業者117社が暖房や水のような必要不可欠なサービスを受けられない状況にある。チェコ共和国産業貿易大臣はリバティー・スチールに対し、工場の長期的成長を確保するために実行可能な産業戦略を示すよう求めているが、この要求はまだ満たされていない。

リバティー・スチール・オストラバが直面している課題は、高エネルギーコスト、注文の激減、一部鉄鋼工場の稼働停止など、欧州鉄鋼業のより幅広い危機を反映している。この混乱を受けてヨーロッパの鉄鋼生産が急減しており、大陸の鉄鋼生産能力の最大半分が永久に失われるかもしれないという懸念が生じている。対照的に、世界の鉄鋼市場は特に中国やインドのような国々で拡大しており、さらにバランスが崩れている。

デモの中心は、変化を求める熱のこもった訴えだった。ジュディス・カートン=ダーリング・インダストリオール・ヨーロッパ労働組合書記長は、ヨーロッパにとっての鉄鋼業の戦略的重要性を強調し、リバティー・スチールで早急に支援が必要だと力説した。

「労働者は放漫経営や投資不足、尊重の欠如の代償を払うことはできないし、払うべきでもない。そして、この事態は気候行動と私たちの安全保障にとって戦略的な産業で発生している!」

「私たちは、ヨーロッパはこの戦略的産業を失うわけにはいかないと主張する、エネルギートランジションと地政学的紛争との関連で、この産業はヨーロッパの自主性にとって非常に重要だ。オストラバでの抗議行動は始まりにすぎず、政策当局は耳を傾けて行動を起こさなければならない。欧州の鉄鋼労働者は、ヨーロッパの鉄鋼を支援する断固たる行動を期待している」

集会で群衆に語りかけるケマル・ウズカン・インダストリオール書記次長

ケマル・ウズカン・インダストリオール書記次長もこの考えに同意、労働者を評価し、持続可能な慣行に専念し、透明性をもって活動する産業を要求した。

「GFGアライアンス経営陣に言う――変化すべき時は今だ。今こそ、私たちと真の対話を行い、建設的な解決策への扉を開き、産業の未来における労働者の不可欠な役割を認めなければならない」

「国際連帯は私たちの強さであり、国境や言語、文化を超えて私たちを団結させる絆であり、正当かつ公平な世界のための闘いにおける推進力だ」

「ここに集まった今日、私たちの目的が国境を超えたものであることを思い出そう。私たちの目的は、世界中の労働組合員と労働者に、すべての労働者の権利と尊厳と未来のために一致団結するよう呼びかけることだ」

集会では、公正、尊厳および持続可能な未来という同じ目的の下に国境を超えて労働者を団結させる、国際連帯の強さが強調された。

参加者は連帯して、リバティー・オストラバ従業員のみならず、不当な企業慣行の影響を受けているすべての労働者を支持し、団結すれば変化の原動力になれるというメッセージを強化した。

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