広報ニュース

第34号インダストリオール・ウェブサイトニュース(2015年3月)

3月8日の女性デーに向けて団結!

2015-03-05

 

全ての女性のため母性保護のキャンペーンポスター

インダストリオールは加盟組合に対し、3月8日の国際女性デーに行動を起こすよう呼びかけている。

  私たちは3月8日に国際女性デーを記念して行動を起こそうとしている。現在、世界中でますます多くの女性が暴力の影響を受けるようになっており、女性は武力紛争や宗教的不寛容(宗教とは関係のない紛争)の犠牲者で、またしても戦争の手段として利用されている。

   これらの危機は打ち続く経済摩擦とともに、女性の権利への直接的な脅威であり、女性の業績に対する攻撃である。2015年も女性たちは、根強い暴力、伝統 的な男女の役割やジェンダー・ステレオタイプ、新たな環境問題、医療サービスへのアクセスの欠如、過激主義に直面し続けている。

  人種、階級、文化、社会、経済、宗教および政治構造は女性の搾取の上に成り立っている。女性は今なお家庭や社会で暴力にさらされやすく、出産休暇など多くの法的保護を受けていない。

  ヨーロッパでは緊縮政策により、女性の出産手当が削減されており、父親がもっと家事を手伝うよう奨励する試みが破綻している。多くの場合、女性はいまだに母親か労働者かの選択を迫られている。

  インダストリオールのアジア太平洋地域は、この3月8日に、すべての女性の母性保護を要求する。臨時的かつインフォーマルな条件下で働きながら、母性保護を享受していない不安定労働者が増え続けているため、これは必要な要求である。

  団体交渉は、女性に優しい法律の欠如を埋め合わせることができる。それでも労働組合は、男性による提案をめぐる交渉で、女性が要求した提案がもみ消されな いよう取り計らわなければならない。女性は電子や衣料といった産業で労働力の大部分を占めていながら、依然、労働組合指導部で適切に代表されているとは到 底言えない。このため、賃上げや労働条件改善の交渉にあたって女性は不利な立場に置かれている。

  インダストリオール女性委員会のクリス ティン・オリビエ議長は、女性が今も直面している厳しい課題を次のように強調する。 「女性の組合組織率は平均40%だが、組織の最高意思決定ポストに占める女性の割合は15%にすぎない。女性の労働力率は男性を26ポイント下回る水準で 低迷している。女性は相変わらず、インフォーマルで質が低く過小評価された不安定な雇用で目立っている。女性の平均賃金は男性より4~36%少ない。ジェ ンダーに基づく暴力は依然、職場で大目に見られすぎており、それを禁止する包括的・国際的な法的基準はない」

  インダストリオールは ITUCとともに加盟組織に対し、各国政府に働きかけて、ジェンダーに基づく暴力に関する提案を今後のILO国際労働総会の議題に盛り込ませるよう促して いる。この問題については、2015年3月12~27日のILO理事会で討議される予定である。したがって、早急に理事会のメンバーに接触し、この提案を 支持する必要があることを強く訴え、職場でジェンダーに基づく暴力に取り組むために国際基準を採択することの重要性を強調しなければならない。

 母性保護はもちろん重要だが、女性は母性問題にとどまらず、賃金や昇進における男女平等、仕事のステレオタイプ化の禁止、非差別を達成するために前進する必要がある。

   モニカ・ケンペール・インダストリオール書記次長はこう説明する。「私たちインダストリオールは、適切な女性代表を確保するには割り当てが必要だと確信し ている。割り当ては、それがもはや必要なくなるまで実施できる一時的な手段になる。しかし、社会や労働組合の基本的変換は、割り当てだけに基づいて起こる ものではない。ジェンダーに関する考え方を変え、真の解放と女性のエンパワーメントにつなげていかなければならない」

  加盟組合に対し、この3月8日に行動を起こし、実施した活動の写真を送るようお願いする。

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