新着情報(機関会議報告-定期大会)

第49回定期大会 - リム・チン・シュウIMFシンガポール顧問

2010年09月07日

日本の労働組合活動に学んだ教訓

リム・チン・シュウIMFシンガポール顧問

IMF-JC第49回定期大会にご招待いただき大変感謝しています。私はIMFシンガポール協議会議長を昨年退任し、現在はその顧問を務めています。

私にとって日本との付き合いは30年前にさかのぼります。初来日は1970年代末のことです。当時は日本の労働組合活動について学ぶのが目的で来日しました。日本の労働組合活動の三種の神器――終身雇用、企業別労組、年功序列――に関して、さまざまな教訓を得ることができました。こうした知識はその後の母国における労働組合活動に多大な利益をもたらしたと確信しています。

他のアジア諸国と同様、シンガポールの労働組合の殆どは産別ベースでありますが、日常業務は企業別のリーダーが担っています。企業ベースの組合活動についてはIMF-JCなどアジアの友人から多くのことを学びました。この場を借りて改めて御礼申し上げたいと思います。

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