新着情報(労働リーダーシップコース)

伝統の労組リーダー登竜門、第47回労働リーダーシップコースが開校

2015年10月05日

開校式

全国から39名の精鋭が受講

式辞を述べる香川孝三校長

   伝統の労働組合リーダーの登竜門である第47回労働リーダーシップコースが、2015年10月5日(月)午前10時からの開校式でスタートした。今回は、北は栃木から南は福岡まで総勢39名の中堅組合役員(内女性2名)が受講した。すがすがしい秋晴れの中、開校式は、市川佳子事務局次長の司会のもと、古都京都にふさわしく篠笛の奏楽(森田玲月流初代)で始まった。冒頭、香川孝三校長が式辞に立ち、「この伝統のあるコースでもう一度しっかりと職場や組合での課題について深い議論をすると共に、人と人とのつながりを築く場としていってほしい」等と激励。続いて、名誉校長の村田晃嗣同志社大学学長が挨拶された後、主催者を代表して相原康伸議長が挨拶に立ち、「この労働リーダーシップコースで新しい仲間を作り、新たな自分を見つめ直す機会としてほしい」等と激励した。来賓として安藤よし子厚生労働省政策統括官のメッセージを浅沼弘一金属労協事務局長が代読した。安藤政策統括官はメッセージの中で、「このリーダーシップコースに参加される皆様が、2週間の講義で得た知識をわが国の経済社会の発展に向けて活かされ、金属労協が今後も引き続き、日本経済の牽引役としての役割を発揮されることを心から期待します」と述べられた。続いて、

香川校長

村田名誉校長

森田篠笛奏者

相原議長「

山本関西ブロック代表

石田副校長

自らも第35回コースの修了生である山本一志関西ブロック代表が挨拶に立ち、「お互いに胸襟を開いて、本日から2週間、大いに学び、大いに語り合い、大いに自ら考える時としてほしい」等と激励した。続いて、石田光男副校長が挨拶した。最後に受講生を代表してJFE倉敷労組の美野弘幸さんが受講生宣誓を行い開校式を終了した。

開校講演

   この後、開校講演として「これからの労働運動とリーダー像」と題して、相原議長から、①労働運動が果たしてきたもの、②時代を創っていく労働運動の任務、③グローバル化の進展と労働運動の可能性、④新たな労働運動とリーダー像を中心に講演した。

オリエンテーションなど

昼食後、午後からは、オリエンテーションの後、高橋正元関西セミナーハウス主事を講師に貿易ゲームを通してグループ形成を行った。

晩は、夕食交流会で、市川佳子事務局次長の音頭で、これから2週間の全員の健闘を祈って、乾杯しあった。この後、全体集会を行い、全員で自己紹介を行った後、実行委員会を形成する各ゼミの班長・副班長を互選し、級長に、コマツユニオン大阪支部の田中強さんを選出した。その他、各担当を決めた。第1回実行委員会の後、全員でロビーに集い、懇親を深め合った。

開校式で受講生宣誓を行うJFEスチール倉敷労組の美野弘幸さん

高橋正講師によるグループ形成「貿易ゲーム」

夕食交流会で市川次長の音頭で全員の健闘を祈り乾杯