新着情報(ものづくり教室)

福岡県/ものづくり教室(2017年8月8日・三菱重工業(株) 下関造船所)

2017年08月08日

連合福岡金属部門連絡会 2017年「親子ものづくり教室」を開催

日 時:2017年8月8日(火) 10:30~15:00

場 所:三菱重工業㈱ 下関造船所(資料館・江浦工場・大和町工場)

参加者:40名 構成組織31名(大人:14名、小人:17名)、幹事9名

 

開催概要

 連合福岡金属部門連絡会では、子どもたちに「ものづくり」に関心をもってもらうことと、ものづくりを通じた親子ふれあいの場を提供することを目的に毎年夏休みに「親子ものづくり教室」を開催している。

 今年度は、親子ものづくり教室開催前に、「三菱重工業㈱ 下関造船所」を見学した。現地到着後、先ず、PRビデオをと下関造船所資料館で下関造船所の歴史や概要を学んだあと、江浦工場と大和町工場をバスで巡回した。

 江浦工場では、現在ドック内で製作中の貨物船(約200m)、大和町工場では、デッキクレーン(貨物船に設置する荷物用開会)等を見学し、そのスケールの大きさに子どもたちは興奮していた。

 昼食は、下関造船所の会社側の好意 により、社食(カレー弁当)を頂いた後、親子ものづくり教室を開催した。今年度は、「1つで6通りの組みかえが楽しめる。ソーラー工作キット」を使用し、電極を繋ぎこむ作業で悪戦苦闘する中、なんとか全員が想定の時間内で作成することができた。

 両企画を通じ、笑顔の絶えない時間となり、ものづくりの現場・楽しさを体感していただいたとともに、夏休みの楽しい思い出の一つになったと感じた。

 

※参考
下関造船所は、1914年(大正3年)に操業を開始し、現在は、船舶部門の江浦工場、機械・航空機部門の大和町工場の2工場体制。

【江浦工場】
フェリー、自動車運搬船をはじめ、ハイテクノロジーを駆使した海洋研究船やケーブル敷設船などの特殊船、軽合金製高速船と多種多様な船を世界の海に送り出している。

【大和町工場】
船舶の安全・効率に貢献する甲板機械、軽量かつ高い強度の航空機用FRP部品、機械の省力化に欠くことのできない油圧機器、構造物などの耐震・疲労・強度を正確に解析する試験装置などを製作している。

【下関造船所資料館】
甲板用のチーク材を使用したレトロ調のフロアに、1941年(大正3年)の操業から現在に至るまでの貴重な資料を展示している。