全日本金属産業労働組合協議会(金属労協/JCM)では、ものづくり産業の現場で働く仲間を求めて「ものづくり産業の魅力を広める教宣資料」を公表いたしました。
少子高齢化の顕在化や産業構造の変化により、人材の獲得競争が近年急速に激化しております。経済産業省の推計によると、生産工程に関わる人材の2040年の労働需要に対する2021年現在の就業者との差は-281万人となることが予測されており、ものづくりの現場で働く人が大きく不足していくことが分かります。
人材の確保・定着は金属産業のバリューチェーンの存続にかかわる課題です。また、金属産業は中小企業も含めたバリューチェーン全体として強みを発揮しており、産業全体で人材の確保・育成に取り組む重要性が増しています。
こうした状況に対して金属労協では、将来の進路を検討している中学生や高校生、そしてその保護者の皆様に対して、ものづくり産業の魅力を広めるべく「ものづくり産業の魅力を広める教宣資料」を公表しました。採用説明会や工業高校の視察の折、就職先を検討している若い世代へのものづくり産業を教宣する際にご活用いただければ幸いです。
今後も金属労協はものづくり産業の持続・発展のため尽力してまいります。
○問い合わせ先:金属労協 政策企画局 Mail:seisakukikaku☆jcmetal.jp
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