IMFニュースブリーフ

ベラルーシの加盟組織が抗議行動を実施

参加者らは国民が全般的に沈黙・服従している状況に異議を唱えた

ベラルーシ:
ベラルーシの国際金属労連(IMF)加盟組織2団体、自動車・農業機械労組(AAM)とラジオ・電子産業労組(REI)は5月22日、「国民の貧困化」に関する抗議行動を実施した。

 1,000人という参加者数は控えめに思われるかもしれないが、ベラルーシの現状を考えれば、これは本当に大きな業績だった。政府当局はこの行動を阻止しようと試み、関連企業のうち1社の経営陣でさえ、抗議行動実施中にも賃金を支払うと労働者に伝えた。その一方で、抗議に参加すれば仕事を失うことになると言われた労働者もいた。

 人々は国内で全般的に沈黙・服従の状況が見られることに異議を唱え、政府に対する不信感を表明するために会合に出席した。

[2003年5月28日]