IMFニュースブリーフ

USスチール・セルビアで操業再開

GSM「ネザビスノスト」によればストライキは成功した。


セルビア:
国際金属労連(IMF)に加盟するセルビア金属労連(GSM「ネザビスノスト」)の報告によれば、11月20日にUSスチール・セルビアのストライキが終わり、労働協約が締結された。この鉄鋼工場では直ちに操業が再開することになり、スト参加者に対する処罰はなかった。
 この協約は時給47ディナール(0.82米ドル)を定め、当初は労働協約に盛り込まれていなかった450人分の雇用も提供している。加えて、現行従業員全員が7,225ディナール(125米ドル)の協約締結ボーナスを受け取る。
 7月4日に始まった交渉は賃金率問題をめぐって行き詰まり、結局10月にストが発生していた。
 USスチール・セルビア(旧サーティッド・スチール)は9月にUSスチールに買収された。
[2003年11月21日]