IMFニュースブリーフ

アメリカン・アクスルの労働者が協約を承認

UAWは組合員による労働行為を経て新協約で成果を達成した。


アメリカ:
3月8日、全米自動車労組(UAW)が組織化するアメリカン・アクスル&マニュファクチャリングの労働者は、同社施設5カ所で働く6,700人以上の労働者を対象とする4年協約を承認した。この協約は、労働者らが24時間ストを実施した末、68%の賛成票を得て締結された。
 組合スポークスパーソンは、この自動車部品メーカーの組合員と選出交渉委員会に触れて次のように述べた。「彼らはアメリカン・アクスルを黒字企業にするために懸命に努力した。そして、私たち全員が一緒に前進できるよう手助けする協約を達成するために懸命に努力した」
 新しい協約で労働者のために達成された成果は以下のとおりである。
●5,000ドルの前払一時金
●2%の業績手当
●2005年、2006年、2007年に1,000ドルの休日手当
 この協約で同様に重要なのは、工場を閉鎖せず、医療保障を維持するという規定である。
[2004年3月10日]