IMFニュースブリーフ

ヨーロッパの組合が社会的権利を目指してともに前進

6月に実施される欧州議会選挙の準備段階に、組合はより強力な社会的ヨーロッパを求めて声を上げている。


ヨーロッパ:
4月2〜3日、ヨーロッパ全域で国際金属労連(IMF)加盟組織を含む労働組合が街頭デモを行い、欧州諸国政府の社会福祉制度改革案に抗議した。
 ドイツ、フランス、ベルギー、イタリア、スペイン、イギリスで数十万人が集会に参加し、社会的権利への脅威に対して怒りを表明するとともに、社会的ヨーロッパの強化を要求した。
 労働組合は、「年金・医療・失業給付の引き下げによってコストを削減しようとする政府の試みは、失業を招いて人々を貧困に陥れる」と述べ、「真の国内・欧州雇用創出政策が不可欠だ」と主張している。
[2004年4月5日]