IMFニュースブリーフ

南アフリカの自動車部門で交渉が進行中

IMF加盟組織のNUMSAは自動車メーカー7社の組合員のために交渉している。


南アフリカ:
南アフリカ全国金属労組(NUMSA)と自動車製造業使用者団体は現在、南アフリカの自動車部門で働くNUMSA組合員に関する団体交渉を実施している。
 NUMSAは、消費者物価指数の上昇にしか相当しない4.4%の賃上げという使用者案を「恥ずべき」提示と呼び、その他の主張もすべて拒否したうえで、以下のような要求を提出した。
●15%の一律賃上げ保証
●3年間の賃金協約
●勤務時間中の訓練実施
●出産休暇中の賃金全額支給
●職人1人当たり4人の見習い
●人材会社から派遣されて働く労働者を3カ月後に常勤雇用
●すべての付加手当を11%で計算
●HIV/エイズ感染者(30日間の病気休暇を与えなければならない)への抗レトロウイルス薬の供給
●1回当たり5日の家族責任休暇
[2004年5月7日]