IMFニュースブリーフ

不確かな未来に直面するREPAM

ベラルーシの加盟組織REPAMは、同労組の登録を抹消するという不当な政府決定が原因で閉鎖される可能性があり、この件に関する最高裁判決が10月5日に下される予定である。


ベラルーシ:
現在、REPAMは同労組の登録を抹消する法務大臣命令を受けて、不確かな未来に直面している。
 REPAMは、ラジオ電子・自動車機械・金属加工等国民経済部門労働組合(Trade Union of Workers of Radio & Electronics Industry, Automobile Machinery, Metalworking Industry and Other Branches of the National Economy)の別名でも知られ、REIとアリアクサンドル・ブクボスタウIMF執行委員がいるAAMの元加盟組織との合併によって設立された。
 REPAMは2004年4月12日にベラルーシ共和国法務省によって公式に登録された。REPAMは新しい政府の規則に従って、修正された地位を反映するために機構面・契約面の変更に着手した。3カ月後、法務大臣は登録の取り消しを命令し、その決定について一切説明・弁明しなかった。
 その結果、地域当局はREPAM支部の登録を許可しないだろう。同労組が公式に登録されていないことを理由に、ゲナディ・フェディニッチ、アリアクサンドル・ブクボスタウ両共同会長の下院議員候補者としての指名が拒否された。
 REPAMは法務省の活動に関する苦情を最高裁判所に提出した。この件について、2004年10月5日に最終決定が下されると予想される。登録を抹消されれば、REPAMは労働者の諸権利を保護する法的権限を失い、組合員を代表して労働協約を協議・交渉・締結できなくなり、したがって消滅することになるだろう。
 REPAMに対するこの行動は、やはり独立労働組合の権利を妨害するであろうベラルーシ当局の別のイニシアティブと並行して進められている。法務省は、労働組合法を修正し、組合員数3万人(現行最低要件である500人の60倍)の全国組合しか承認しないようにすることを提案している。この高すぎる最低基準が設けられれば、現行法では合法的な独立労働組合が労働者の利益を擁護する能力を制限されるため、そのような組合を根絶する効果を及ぼすだろう。また、これによって労働者も労働組合の選択肢を制限されることになるだろう。
最新情報:ベラルーシ共和国最高裁判所は10月8日、法務省に対するREPAMの苦情を却下した。また最高裁は、7月に同労組の登録を抹消した法務省命令も有効とした。REPAMは法的手段によって引き続き自らの権利を主張していく意向である。
[2004年9月30日]