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オーストラリアで労働法に抗議

今日(11月15日)、オーストラリア全域で開かれた集会に50万人以上が参加し、保守政権の新しい労働法に抗議した。他の国々のIMF加盟組織も支援した。


オーストラリア:
今日(11月15日)、オーストラリア全域で開かれた集会や会合に50万人以上が参加して集団で抵抗を示し、保守政権の新しい労働法に抗議した。
 労働者と地域社会の人々が、新労働法に反対する「全国合同抗議日」に参加し、国内数百カ所で全国規模の衛星中継集会に出席した。
 オーストラリア労働組合協議会のシャラン・バーロウ会長は、メルボルンからの放送で「オーストラリアのあらゆる場所で人々がともに立ち上がり、政府の労使関係法に反対し、同法が私たちの生活水準や家族・地域生活に加える攻撃に対抗している」と述べた。
 IMF加盟組織をはじめ他の国々の労働組合も、オーストラリアの労働者との連帯を表明し、各国のオーストラリア大使館に書簡を届けた。
 オーストラリアでは、労働法改正案を検討している上院委員会が今週中に作業を終了し、火曜日(11月22日)に調査結果を報告する予定。改正案は年内に立法化されると予想される。

[2005年11月15日]