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グローバルな組合戦略に関する会議

IMFも出席してニューヨークで開かれた3日間の会議のテーマは、戦略的研究によってグローバル化経済における労働組合の闘いを支援する方法に検討を加えることだった。


アメリカ:
労働組合が戦略的研究や団体交渉、組織化にグローバルに取り組むにはどうすればよいか――これが2月9〜11日にニューヨークで開かれた3日間の会議のテーマだった。
 この会議では一連のプレゼンテーションとワークショップが行われ、多国籍企業に影響を及ぼすには、労働組合組織化や団体交渉と併せて戦略的研究を実施し、その会社について詳細な知識を得る必要のあることが分かった。
 会議には500人を超える代議員とともに労働組合活動家や学者が参加し、過去のキャンペーンを分析するとともに企業調査を見直し、今後の労働組合キャンペーンに備えてネットワークを築いた。
 IMFは国際枠組み協約に関する2つのセッションに参加し、アルコア世界戦略の立案に関する全米鉄鋼労組とのセッションの議長を務めた。


[2006年2月13日]