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アラン船舶解撤場で4人が死亡

アラン船舶解撤場での船上火災で4人の労働者が死亡したことを受けて、IMFは船舶解撤における安全衛生問題を産業全体で解決するよう要求している。


インド:
警察当局は、先週火災が発生したアラン船舶解撤場で労働者4人の黒焦げ死体を回収した。

 地元の新聞報道によると、4人の黒焦げ死体は、この船が火災に襲われた4日後の2月21日に、警察によって機関室から回収された。この火災は2月17日にアラン第5地区の「チャイナ・シー・エクスプローラー」号で発生した。犠牲者の身元はまだ分かっていない。

 この悲劇に対してマルチェロ・マレンタッキIMF書記長は、労働者の遺族に深い悲しみと哀悼の意を表明し、類似事件の再発を防止するために足並みをそろえるよう国際社会に要求した。

 「この悲劇は防げたはずだ。使用者には、労働者に安全な作業環境を提供する義務がある」とマレンタッキ書記長は述べ、「世界中の多くの船舶解撤場で見られる非人間的で危険な状況に対処していないのは、社会全体の責任だ」と付け加えた。

 「この種の悲劇が2度と起こらないようにするには、この現場だけに焦点を合わせるのではなく、産業全体にわたる取り組みが必要だ。国際社会は、船舶の耐用年数全体を対象とする包括的な国際法など、すべての船舶解撤場で適用できる実際的な対策を考え出す必要がある」とマレンタッキ書記長は語った。

 「亡くなった労働者のご遺族にお悔みを言うにあたっては、この悲劇が今回で最後になり、業界が今回限りで行いを改めることを望むほかない」と書記長は述べた。

[2006年2月24日]