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VWブラジル労働者が解雇計画に抗議

5つのVW工場の労働者が、雇用削減と賃金・給付大幅カットを狙う会社側の計画に抗議するため結集した。

ブラジル:
フォルクスワーゲン(VW)・ブラジル5工場の金属労働者は5月31日、数千人の労働者を解雇して賃金と社会的給付を削減するという同社の発表に対し、集団抗議行動を実施した。VWは、サンベルナルド・ド・カンポ、タウバテ、サンジョゼ・ドス・ピニャイスの3工場で5,773人の労働者を解雇する、と発表した。影響を受ける3つの工場で働く労働者は24時間ストを実施、他の2工場でも情報会合が開かれたため、生産の遅れが生じた。
 VWの再建計画により、サンベルナルド・ド・カンポで3,672人、タウバテで681人、サンジョゼ・ドス・ピニャイスで1,420人の雇用が削減される。2万2,000人近くの労働者を雇用するVWブラジルは、「残りの労働者についても、賃金を最大35%カットし、医療保険料を最大200%まで引き上げ、一部の超過勤務手当を廃止する」と威嚇している。
 全国金属労組総連合のCNM/CUTとCNTM/FSは、「会社側が反社会的な要求を取り下げ、労使双方が納得できる協約を組合と取り決めるまで、動員を続ける」と述べている。ブラジルのVW労働者は、先の協約に基づいて2006年10月まで雇用を保障されている。

[2006年6月7日]