IMFニュース・ブリーフス
IMF加盟組織が9月12日に大規模動員を計画

各国の日本大使館で、フィリピントヨタ紛争の解決を求めてデモと抗議を行う。


全世界:
オーストラリアからインド、ウクライナに至る各国の労働者が、不当に解雇・逮捕され組合承認を拒否されたフィリピントヨタ労働者のために、行動を起こそうとしている。
IMF加盟組織は9月12日に世界中の日本大使館前で行動日を実施し、日本政府に対し、悪化している事態の公正な解決に尽力するよう要求する。
ほんの数週間前、労働雇用省前で平和的なデモが行われた際、政府の治安部隊がフィリピントヨタ労働者に発砲し、21人を逮捕した。翌日に21人全員が釈放されたが、多くの組合員が警察の暴行で重傷を負った。労働者たちは会社側に対し、不当解雇された労働者136人の復職と、所属組合フィリピントヨタ労組(TMPCWA)の承認を求めて闘ってきた。
IMFと加盟組織は国際キャンペーンを開始し、労働者の即時復職と基本的な組合結成権・団体交渉権とを要求している。
9月12日の行動日に備えて、次のような措置が講じられている。

●オーストラリアでは、AMWUがウェブサイトにフィリピントヨタ・キャンペーンを追加し、日本大使館での9月12日の動員努力を賞賛するリーフレットを作成した。

●ベルギーの加盟組織は、ウェブとトヨタ工場で陳情を開始した。9月12日に日本大使館でデモを行い、陳情書を手渡す。続いて、グロリア・アロヨ・フィリピン大統領が訪問中の欧州委員会前でデモに参加する。EU前の行動は、「今すぐ復職を!」キャンペーンを強力に支持する「Stop the Killings」というNGOネットワークが計画している。

●CFTCは、9月12日にフランストヨタで組合員を動員する。同労組は駐仏日本大使に、解決を求める書簡を送った。

●ケニアの金属労組も、ナイロビの日本大使館に国際連帯書簡を送った。

●IMF−SCは、9月12日に日本大使館に陳情書を手渡す。

●ウクライナの加盟組織7団体は、集団的努力を調整し、TMPCWA労働者のために抗議文に署名、日本大使宛に送付した。

●インドの加盟組織は、9月12日に全国の日本大使館で集団デモを計画している。例えば、ニューデリーでINMFが、ムンバイでSMEFIが、チェンナイでTNEEU(INMF加盟組織)と労働者労組協議会が行動を実施する。また、インドの自動車産業で働く労働者を代表する代議員も、「違法・不当に解雇・停職処分を受けた労働者の復職と労働組合権の完全な尊重とを要求する共同決議」を全会一致で採択し、特にフィリピントヨタ事件を引用した。

●スリランカでは、IMF加盟組織のSLNSSとJSSMFが、9月12日にコロンボの日本大使館でデモを行う。

●バングラデシュでは、IMF加盟組織のBMFとBMLが、9月12日にダッカの日本大使館に結集する。

●北欧産業労連は、フィリピン労働雇用省とトヨタ経営陣に抗議文を送った。

●ボスニア・ヘルツェゴビナ、ブルガリア、クロアチア、コソボ、マケドニア、モンテネグロ、ルーマニア、セルビア、スロベニアの金属労働者を代表する南東ヨーロッパのIMF加盟組織は、英語、スウェーデン語両方の共同陳情書に署名した。この陳情書は、9月12日にセルビアのIMF加盟組織(ネザビスノスト)によって日本大使館に手渡される。

●南アフリカ共和国では、9月12日に400人を超えるNUMSA組合員が日本大使館前で抗議し、不当解雇された136人のTMPCWA労働者が直面している事態の解決を要求する。

●フランスのIMF加盟組織CGTは、フィリピン大使に強硬な書簡を送り、不当解雇されたTMPCWA組合員のために正当かつ公正な解決を目指して尽力するよう求めた。

●ラテンアメリカ・カリブ海の加盟組織は、9月12日に各国の大使館に連帯書簡を送る。

●IMF加盟組織のロシア造船労働組合は、日本大使に抗議文を送った。

●韓国の加盟組織KMWFは、9月12日に駐韓日本大使に抗議文を送る。

IMFの「今すぐ復職を!」キャンペーンの詳細については、www.imfmetal.org/toyotaphilippinesを参照のこと。

[2006年9月6日]