IMFニュース・ブリーフス
グローバル・ユニオン、職場における「癌撲滅」を要求

 4月28日の国際労働者追悼日を明日に控えて、最大の労災死亡原因に取り組むためのグローバルな「癌撲滅」キャンペーンが始まった。


全世界:アニタ・ノーマーク国際建設・林業労組連盟書記長は、ジュネーブで開かれた職業癌・環境癌の予防に関する世界保健機関セミナーで発言し、グローバルな「癌撲滅」キャンペーンを開始するとともに、職場規制当局と使用者に対し、少なくとも52秒に1人が死亡している職業癌の世界的流行に終止符を打つために、一層の努力を払うよう要求した。職業癌は、数ある仕事関連の病気や事故の中で最も一般的な労災死亡原因である。

「劣悪で、しばしば違法な労働条件が病気を引き起こし、毎年、何十万もの家族が災難に見舞われている」とノーマーク書記長は言う。「労働条件が私たちの健康に及ぼす影響が社会できちんと理解されていないため、悪循環が生まれ、病気の原因が職業にあることが認識されていない。その結果、病気が記録・報告されず、治療されず、補償されず、何よりも悪いことには予防されていない」とノーマーク書記長は指摘した。

150カ国を超える国々で合計3億人以上の組合員を代表する世界規模の組合11団体からなる連合が、新しい癌予防ガイドを作成した。このガイドによると、年間60万人(52秒に1人)以上が職業癌で亡くなっており、この数は労災死亡全体のほぼ3分の1を占めている。

マルチェロ・マレンタッキIMF書記長は次のように付け加えた。「この流行を阻止しなければならない。このキャンペーンには数百カ国の労働組合が参加している。アスベスト全面禁止を達成したときのように、広範囲に及ぶ徹底した職場調査と、主要な死亡原因を取り除くための大規模な運動を要求する予定だ」

『職業癌/癌撲滅:予防のための組合ガイド』は、職業癌のリスクに関する情報を提供し、労働者と組合が職場をより安全にするために講じることのできる実用的な措置について助言している。右記サイトで入手可能:www.imfmetal.org/cancer

[2007年4月27日]