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ロシアの全国組合行動で「一定水準の年金!」を要求

全国いたる所で70回を超えるピケや会合が組織化された。


ロシア:4月10日、ロシア独立労働組合連盟(FNPR)の主導により、ロシアの全国行動「一定水準の年金を!」が実施された。

モスクワでは、ロシア連邦政府前で会合が開かれ、すべてのFNPR加盟組合の代表が参加した。

FNPR指導者のミハイル・シュマコフ氏が、デモ参加者、IMFに加盟する鉱山・冶金労組のミハイル・タラセンコ会長、その他の組合の代表、活動家を前に演説した。約600人が集まり、年金を給与の40%以上にするよう要求した。

最も大規模かつ急進的な行動の1つはクラスノダールで行われ、約5,000人が市の大通りに沿って人間の鎖を作った。ヤロスラブリでは、500人を超える現役組合活動家と年金受給者が、現地の国家当局庁舎前でピケを張った。

ピケ参加者は、「我々の年金は国の恥だ!」「年金改革――5年間の詐欺行為」「我々の要求は労働投入量に応じた年金だ!」「労働者と代理の年金を一本化せよ!」と書かれたポスターを掲げた。

バルナウルでは、オルグが予想した人数の倍に相当する1,000人以上が中央広場に集まった。この会合には、今回の行動の話を聞いて抗議の意思を示したいと考えた年金受給者が大勢参加した。

労働組合は、この行動を警告と呼び、キャンペーンのメインイベントがメーデーに行われることを強調した。

[2007年4月17日]