IMFニュース・ブリーフス
サーベラスはクライスラー労働者のために安全な未来を確保せよ

「サーベラスはクライスラー・グループのために、究極的には労働者とその家族、地域社会のために、安全かつ持続可能な未来の実現に貢献しなければならない」とIMFは述べた。


全世界:サーベラス・キャピタル・マネジメントがダイムラーからクライスラーを買収するという発表を受けて、IMF書記長は「労働者とその家族、地域社会の利益が、常に私たちの主要な関心事だ」と述べた。

「私たちは労働者と退職者の年金・医療保障の確保に特に関心を持っている」と、マレンタッキ書記長は語った。

マレンタッキ書記長は、UAW、CAWおよびIGメタルが今年前半に示した共通見解を繰り返し、次のように述べた。「私たちの明白な期待・要求は、サーベラスによる買収がクライスラー・グループのために、究極的には労働者とその家族、地域社会のために、安全かつ持続可能な未来の実現に貢献することだ」

「北米とヨーロッパの組合は、すべての雇用の持続可能な未来の問題に焦点を合わせ続ける」

「IMFは、ダイムラー、クライスラーおよびサーベラスに対し、今後、現役労働者、退職者、地域社会に影響を与えるありとあらゆる見通しに関して、その全容を組合に開示し続けることも要求する」とマレンタッキ書記長は主張した。

[2007年5月15日]