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IMF、デルファイにカディスの雇用保護を要求

デルファイのカディス工場閉鎖発表を受けて、IMF執行委員会は、雇用喪失に直面する労働者への全面的かつ無条件の支援を宣言した。


スペイン/全世界:IMFは今日、デルファイに対し、労働者との協約を尊重し、スペインのカディス工場で1,600人分の雇用を維持するよう要求した。

世界100カ国を超える2,500万人の金属労働者の利益を代表するIMFは、セビリャで執行委員会を開き、デルファイのカディス工場閉鎖発表を受けて、雇用喪失に直面する労働者への全面的かつ無条件の支援を宣言した。

「世界中の金属労組がデルファイに、スペイン・カディス工場の雇用に依存する労働者と地域社会に対する義務を果たすよう要求している」と、マルチェロ・マレンタッキIMF書記長は述べた。

執行委員会によって全会一致で支持された宣言の中で、IMFはデルファイに対し、同社が労働者および地方自治体と締結した事業計画を実施し、約束どおり2010年12月31日まで1,600人分の雇用を維持するよう要求した。

マヌエル・フェルナンデスMCA-UGT書記長とフェリペ・ロペスFM/CCOO書記長がIMFとともに、1,600人の労働者を解雇するという同社の計画を非難した。

宣言の英語版、フランス語版、スペイン語版をIMFウェブサイトで入手可能。

[2007年5月10日]