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「善人が何もしなければ悪人がのさばる」


アスベスト反対運動家バーニー・バントンが死去


オーストラリア:アスベストによる癌である侵襲性腹膜中皮腫との闘病の末、11月27日に61歳で亡くなったアスベスト反対運動家バーニー・バントンの葬儀に、2,000人が参列した。

バーニーは、ジェームズ・ハーディーを被害補償金40億オーストラリア・ドルの支払いに同意させたキャンペーンの顔だった。アスベスト被害者の擁護者として果たした役割を認められ、ニューサウスウェールズ政府による州葬が執り行われた。

バーニーは1960年代から1970年代にかけて2人の兄弟とともにジェームズ・ハーディーに雇用された。兄弟たちも中皮腫で亡くなっている。

バーニーは死のわずか数日前にも、ジェームズ・ハーディーを相手取った裁判で補償金を勝ち取った。これが先例となって、他の何百人という被害者も追加補償金を要求できるだろう。

葬儀では妹のグレースが、バーニーは「善人が何もしなければ悪人がのさばる」ということわざを心から信じていた、と述べた。

バーニーは妻と5人の子ども、11人の孫を残して逝った。

[2007年12月14日]