IMFニュース・ブリーフス
もう1つの世界を目指すグローバルな動員

1月22〜26日、世界中から何百万もの人々、組織、ネットワーク、労働組合が世界社会フォーラムのグローバル行動・動員デーに参加し、もう1つの世界が可能であることを示す。


全世界:2008年の世界社会フォーラム(WSF)は、1月22日から世界中の複数の場所で行われ、1月26日(土)のグローバル行動・動員デーで締めくくられる。この日は世界中の男女が街頭デモを行い、もう1つの世界が可能かつ必要であることを示す議論、抗議、コンサート、ビデオ上映会など、数多くの活動を促進する。この行動は、スイス・ダボスの世界経済フォーラムにおけるネオリベラル・エリート会議と同じ時期に対抗して行われる。
85カ国の430を超える行動が、すでにWSFウェブサイト(www.wsf2008.net)に発表されている。WSFに積極的に参加しているIMFの多くの加盟組合も、今週と1月26日の行動に加わる予定である。
WSFは、社会運動、ネットワーク、NGOその他の市民社会組織が集まって問題を提起し、考えについて民主的に討議し、提案を策定し、経験を共有し、効果的な行動のためにネットワークを作る開かれた場である。これらの運動は、ネオリベラリズムと、資本およびあらゆる形態の帝国主義に支配される世界とに反対している。
WSFは過去7年間、毎年1月の終わりに世界中のさまざまな場所で開かれてきた。2008年のWSFグローバル行動・動員ウィークには、小規模な分散的活動が地域・地方レベルで世界同時に実施される。
各国で行われる行動の詳細については、世界中の組織が多様な行動を発表しているWSFウェブサイト(www.wsf2008.net)を参照のこと。

[2008年1月22日]