IMFニュース・ブリーフス
セロ・マトソでスト開始

3,500人の労働者が臨時雇用契約に抗議してストに入った。


コロンビア:多国籍企業BHPビリトンの子会社セロ・マトソが運営するニッケル鉱山で、会社側との協約交渉が決裂し、SINTRACERROMATOSOの組合員がストライキに入った。

2週間前、IMF加盟組織UTRAMICOLからセロ・マトソ労働者の現状について報告があり、その時点で労働者たちは「会社側が非協力的であるため、交渉はあまり進展していない」と述べた。

同労組は契約改善を要求しており、会社側による臨時雇用契約の利用を特に懸念している。同労組は、同社が現在臨時契約で雇用されている労働者と無期限の雇用契約を締結するよう主張している。

組合側は、契約期間を2年間から4年間に延長するという会社側の案も拒否している。歴史的に、契約期間はずっと2年だった。

約3,500人の労働者がストライキ中である。同労組のロジャー・エレラ会長は次のように述べた。「この会社には直接雇用の労働者が1,000人しかいない。他の2,500人は臨時労働者だ。これは会社が労働者の基本的雇用権の承認を回避できることを意味する」

[2008年3月4日]