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カサパルカ鉱山で事故発生、被災労働者の身元と所在は不明

ペルーのカサパルカ鉱山で2人の労働者が事故に遭ったが、会社側は事故に関する情報をいっさい発表していない。CNMMは政府に徹底的な調査を求めている。


ペルー:全国中央女性鉱山組織(CNMM)からの報告によると、2月27日(水)、カサパルカ鉱山会社に雇用される2人の契約労働者が職場で事故に遭った。2人の生死、生存している場合の健康状態、移送先は不明である。

CNMMの情報筋によると、2人の労働者は、鉱山会社の事務所に近い大通りにある安ホテルの奥の部屋に運ばれたという。2人とも作業服を着ており、生きている兆候は見られなかった。2人は鉱山会社の警備員と社会サービス・スタッフに護衛されていた。

情報筋によると、同社は「労働者たちは鉱山で働いていたのではなく、モロコチャ鉱区から出ようとしているところだった」と述べた。会社側は、鉱山労働者の身元や現在の居場所など、詳しい情報の提供を拒否している。

CNMMはペルー政府、特にエネルギー・鉱山省に対し、この悲劇を詳しく調査し、労働者の生死、名前、所在、事故の原因、この件における鉱山会社の責任について発表するよう求めている。

カサパルカ鉱山は、銀、亜鉛、鉛および銅を産出し、標高3,800メートルを超えるリマ丘陵にある。

[2008年2月29日]