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パキスタンで最低賃金引き上げ


パキスタンの労働者は、最低賃金の引き上げ、労働組合を制限する法律の撤廃、全国雇用委員会の設置を獲得した。。


パキスタン:パキスタンの労働者は、シェド・ユーサフ・ラザ・ジラニ首相が3月29日に発表した最低賃金の引き上げを歓迎した。最低賃金は1カ月当たり4,000ルピー(63米ドル)から6,000ルピー(95米ドル)に増額された。

労働者は、若年者・労働者の雇用機会拡大を目指す全国雇用委員会の設置と、労働組合に不当な制限を課す反労働者的な2002年労使関係法の撤廃も歓迎した。

パキスタン労働者連盟は報道機関に対し、「労働組合を制限する法律は国際労働機関の条約に違反しているため、撤廃する必要がある」と述べた。同労組は「最低賃金の引き上げは不十分だが、この増額は労働者にいくらかの安心感をもたらすだろう」とも述べた。

[2008年4月9日]