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短編労働映画上映会

世界中の労働組合がジュネーブで映画を上映する。
ジュネーブ:今年のメーデーに、国際労働運動は短編労働映画上映会を主催し、労働者にとって重要な問題に取り組む、さまざまな部門を取り上げた世界各地の組合映画を上映する。

「世界中の組合が、ますます映画やビデオを使って諸問題を説明したり、組合員に意欲を持たせたり、政策立案者を説得したり、一般大衆を教育したりするようになっている」と、2008年5月1日にこの行事を開始するアンナ・ビオンディ国際労働組合総連合ジュネーブ事務所長兼国際労働機関労働者グループ書記は述べた。

プログラムには、オーストラリア、イラン、メキシコ、ノルウェー、スウェーデン、スイス、台湾、イギリスの短編映画が含まれ、主要作品はアン・ルイスのドキュメンタリー『Morristown: In the Air and Sun』である。『Morristown』はテネシー州東部、メキシコ内陸部およびシウダードフアレスの山地で撮影され、グローバル化に対する労働者階級の対応を紹介し、移民、工場移転、経済的・社会的公正の組織的要求といった問題を取り上げている。

同一賃金を求める闘い(『Equal Pay Story: Scenes from a Turbulent History』)、基本的人権を求める闘い(『Freedom Will Come - The Story of Mansour Osanloo』、『An Injury to One: The Mexican Miners' Struggle for Union Independence』)、労働条件改善の確保を目指す労働組合の努力(『1 er novembre 2007: les chantiers de Zurich en greve』、『Our Story Our Dream』)は、短編映画のテーマのほんの一部である。

「これらの映画のすべてに共通のテーマは、労働者が生活の改善を願って、どのように自分たちの権利や賃金・労働条件の確保・擁護に取り組んでいるかだ」とビオンディ氏は説明した。「これらの物語は、世界各地のすべての人々に訴えかけている」

行事の名称: 短編労働映画上映会

場所: グルトリ劇場(Rue du General-Dufour 16, Geneva)

日時: 5月1日19:00〜22:00

出欠の返事: 入場無料、座席を確保するには4月28日までに電話(+41 22 308 5050)かEメール(info@imfmetal.org)で出欠を通知のこと。

プログラム全文と詳細については下記サイトを参照:www.imfmetal.org/labourfilms

[2008年4月28日]